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取材から好印象を感じた2頭

　先週は予想がサッパリでした…。

　まずは京都記念ですが、本命に挙げたワンアンドオンリーは前目で競馬をするとは思っていたもののスタート直後の出鞭には驚きました。最後、また盛り返し6着とがんばっているものの3コーナー過ぎからの手応えをみると苦しかったですね。またレーヴミストラルは馬場に泣かされましたね。一方、勝利したサトノクラウンは圧巻の強さでした。さすがダービー3着馬、そして堀厩舎。しっかりと立て直し、仕上げてきましたし、スタートを決めたことが大きな勝因だったようにも思います。

　そして東京で行われた共同通信杯も人気馬が崩れてしまう結果に。2連勝で挑んだハートレーは、パドックで見た際も筋肉量が足りずユルサも…。またスマートオーディンに関しては、プラス体重で臨めていた点には好印象を受けました。そして気になっていた精神状態も大丈夫に見えたのですが、返し馬の際、曳き手2人の手を離れた瞬間の頭を上げる行動にはヤバイかな…と嫌な予感も。そして振り返ると、パドックで終始耳を絞っていたのも事実。気持ち的な面が大きくでてしまった気がします。このあたりが、まだ若い3歳馬たちなのでしょう。

　同じ日の新馬戦で期待をしていたサトノケンシロウもハミを取らず、フラフラとしてしまうレース振り。担当の山元助手も、「ガッカリです。でも真剣に走っていないだけにレース後の息の乱れも感じなかったほど。立て直しですね…」と。そう考えると、きさらぎ賞を制したサトノダイヤモンドは総合力の高さはピカイチ。精神面での強さ、本当に魅力的です。

　さて今週末はG1・フェブラリーSとなります。これまでのレース振りから注目は、ノンコノユメとホワイトフーガ。そして栗東での取材から好印象を感じたのは、コパノリッキーとタガノトネール。
ただコパノリッキーはメンコがどうでるか？そこはレースでしか分からないところもある気もします。

　また穴っぽいところで気になるのは、パッションダンス。前走は気持ち的な面でレースを止めてしまっているだけに、不安な面はありますが、体に関しては素晴しく思えるデキ。まだダートで分からないところはありますし、おさえておきたい気はします。

　それでは皆さん、当日は東京競馬場もしくは、フジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。