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【藤田菜七子騎手】注目の女性騎手対決 高知遠征がもたらした「収穫」と「効果」

  • 2016年03月16日(水) 18時00分
藤田菜七子

▲15日、高知競馬に初参戦。別府真衣騎手との“女性騎手対決”にも注目が集まった(撮影:武田明彦)


3月15日、藤田菜七子騎手が高知競馬に遠征し6鞍に騎乗しました。当日はたくさんのファンが競馬場へ駆け付け、初の高知騎乗、そして、現役女性騎手最多勝利数を誇る別府真衣騎手との対決を応援しました。デビューから3週目を迎えてもなお続く、菜七子フィーバーin高知の模様をお伝えします。(取材・文:赤見千尋、写真:武田明彦、赤見千尋)

本人が得た“2つの収穫”


 結果から言ってしまうと、初勝利はまたしてもお預けとなってしまった。JRA交流競走を含め6鞍に騎乗した菜七子騎手は、第2レース、第3レースでの3着が最高着順となった。しかし、日本の競馬場の中で最も砂の深い高知のコースで、逃げ、先行、差しとさまざまな競馬ができたことは、大きな収穫になったはずだ。

「初めて乗せていただく競馬場で、とても緊張しました。中央では内ラチから1mくらいのところを走るのが普通なので、内ラチからこんなに間を開けて走ることが初めてで、最初は戸惑いました。最後の2レースくらいでやっと慣れてきたかなという感じです」

 一日を終えて、ホッとした表情で会見場に現れた菜七子騎手はこう話した。そして、なにより収穫になったのは、現役女性騎手最多勝利数587勝(2016年3月16日現在)を誇る別府真衣騎手と共に騎乗したことだろう。

「別府騎手からたくさんの事を教えてもらおうと思って高知に来て、(実際に)たくさんの事を教えてもらいましたし、まだまだこれからもたくさん聞きたいと思います。別府騎手は本当にフォームがキレイで、馬への当たりも柔らかくて、追う姿勢もすごくキレイだし、馬も伸びるしすごい騎手だなって、間近で見て改めて感じました」

 別府騎手と共に騎乗した5レースの中でも、菜七子騎手1番人気、別府騎手2番人気となった第3レースの対決が一番の注目だった。菜七子騎手が騎乗したのはメトロノース。別府騎手の父、別府真司厩舎所属の馬で、過去に北海道2歳優駿を勝った実績馬である。高知に移籍してからも9勝も挙げ、未だ勢いは衰えていない。対する別府騎手は、同じく別府厩舎のアランルースに騎乗。高知に移籍してから6連勝を果たし、前走5着に負けたもののまだまだ上を目指せる器だ。

 レースは菜七子騎手が好スタートを決め、内枠からジワリと逃げる展開。このまま逃げ切れるかと期待されたが、展開の速い高知の流れで3コーナーから他馬に並びかけられると、手応えが怪しくなっていく。逆に3番手外から伸びて来た別府騎手の勢いは鋭く、結果別府騎手が差し切って1着、菜七子騎手は3着となり、場内からはため息が漏れた。

藤田菜七子

▲1番人気で迎えた第3レース。結果は別府真衣騎手騎乗のアランルースが勝利(撮影:武田明彦)


 レース後別府騎手は

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