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ウインバリアシオン近況

  • 2016年04月28日(木) 19時00分


 今週は天皇賞(春)。昨年のこのレースには、ウインバリアシオンも出走していましたね。あれから、もう1年ですか…。時間が経つのは本当にはやい。

栗東でのウインバリアシオン


栗東を去るウインバリアシオン


 現在、青森で種牡馬になったウインバリアシオンですが、すごくすごく元気なようです。管理されている佐々木さんにお話をうかがいました。

「種付けは今日も2頭行いました。4月28日までで全部で21頭に種付けしています。おかげさまで順調ですよ」

 バリはとても種付けが上手だとか。頻繁に蹴る癖がある牝馬に対しても、上手に蹴りをよけながら慎重に種付けしたそうですよ。

「牝馬の扱いがとても上手です。たくさんの種馬をみてきた方々も、バリがあまりに上手なので驚いているほどですよ」

青森でのウインバリアシオン


 種付けを控えて休んでいるときも、遠くから牝馬の足音がすると“お仕事”が近いのを察して立ち上がるのだとか。

「このくらい元気があるのが種牡馬らしい、と、この点も褒めてもらっています。ほんと、いうことないくらい順調なんですよ」

 しかも、先日までは受胎率が100%だったそうです。受胎率のよさも種牡馬にとって高いセールスポイントになりますね。

「いま2頭ほど不受胎の馬がでてきましたが、また発情がくるのを待って再度種付けする段取りになっています。うまく留まってくれるといいんですが」

 まだ4月後半。6月くらいまで繁殖シーズンは続きます。まだまだ、たくさんの繁殖牝馬に恵まれるようお祈りしております。

 それにしても1年前、栗東を旅立つときは乗馬になるかも…なんて言っていたのに。運命って何があるかわかりませんね。

 でも、佐々木さんがバリを青森に呼ぼうというアクションを起こさなければ、何もおきなかった…。それは明らかな事実です。

 何かしたいことがあったら、手を上げ、実行する。ほんと、大事なことだな、と改めて思った次第です。

 さて、ウインバリアシオンの公式サイトをつくりました。近況は随時、アップしていきますので今後につきましてはこちらをごらんください!

 近況はこちらからご覧いただけます。

デジタルレシピ研究家。パソコン教師→競馬評論家に転身→IT業界にも復帰。競馬予想は卒業したが、現在も栗東トレセンでニュースやコラム中心の取材を続けている。“ねぇさん”と呼ばれる世話焼きが高じ、AFPを取得しお金の相談も受ける毎日。公式ブログ「ねぇブロ」(http://ameblo.jp/takako-hanaoka/)

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