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ストレイトガールに続け!エンジェルフェイス

  • 2016年05月19日(木) 19時00分


 先週のヴィクトリアマイル、見ごたえありましたね!ストレイトガールの強いこと、強いこと。月曜の朝、担当の田中博司助手も「去年より強かったね」と目を丸くしていました。熟女、恐るべし!当のストレイトガールも、わりとケロッとしていて表立って疲労を感じさせたりはしませんでした。ニュースにも書きましたが、レース後のカイバ食いが若干悪かったようですが、そりゃ年齢を重ねればそうガツガツと食べなくもなりますよ。しっかりと自分なりの調整で体を休め、レースで力を存分に発揮する…。そんなストレイトガールのメリハリのよさを見て、さらに彼女が好きになったのでありました。

ストレイトガール


 で、田中博司さん、ストレイトガールににんじんをあげていたのですが、ストレイトガールの隣の馬房にいる牝馬に「今週はね、この馬がおもしろいよ」と言いながらストレイトガールのために切ったにんじんの一部をあげてました。その馬はオークスに参戦するエンジェルフェイスです。牝馬ですが、かなり大柄で牡馬さながらのパワフルボディです。なのに、女子らしい雰囲気もかもし出していたりして。そのあたり、すごく魅力を感じます。

エンジェルフェイス


「この二ヶ月のあいだに成長しています。とくにトモがしっかりしてきましたね」と担当の田中大輔助手。前走までに賞金をきっちり加算。桜花賞も出ようと思えば出れたのに、あえて出ず、オークスに狙いを絞ってきたあたり、いかにも藤原厩舎らしい戦略ですね。さらにいえば、昨年もストレイトガールがヴィクトリアマイルを優勝してから厩舎の流れがグッとよくなり、成績があがったという事実もあります。今年もその波がやってくるかな!?と期待してしまいます。

 そして、来週は日本ダービー。いよいよあと10日に迫りました。GIの大舞台にいい意味で慣れている池江厩舎、角居厩舎の各陣営はさすが!という仕上げをしてきていますよ。一流厩舎によるプロフェッショナルな仕上げにはホント痺れます。

 先週も書きましたが、サトノダイヤモンドは皐月賞後からガラッと変わりました。馬体はいいかんじに削げてきて、雰囲気もピリッとしてきています。写真は1週前追い切りを終えた直後ですが、キビキビとしながらもひじょうに落ち着いていましたよ。ほんと、風格あるんです、この馬。ヴァンキッシュランとリオンディーズについてはニュースで書いたとおり。本当に順調に仕上がってきているのがビンビン伝わってきます。さすがですね。

サトノダイヤモンド

デジタルレシピ研究家。パソコン教師→競馬評論家に転身→IT業界にも復帰。競馬予想は卒業したが、現在も栗東トレセンでニュースやコラム中心の取材を続けている。“ねぇさん”と呼ばれる世話焼きが高じ、AFPを取得しお金の相談も受ける毎日。公式ブログ「ねぇブロ」(http://ameblo.jp/takako-hanaoka/)

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