◆サンデーサイレンスとミスタープロスペクター系の配合 過去5年、札幌で行われたクイーンSは、10人気以下で馬券になったのはラブフールとコスモネモシンの2頭。いずれもゼンノロブロイ産駒。当レースで3着に走ったアニメイトバイオも同種牡馬の産駒。
今年の出走予定馬でゼンノロブロイ産駒はシャルール、リラヴァティ。
当レースで好相性のゼンノロブロイはサンデーサイレンスとミスタープロスペクター系の配合馬。この組み合わせもクイーンSは好相性。
ゼンノロブロイ産駒以外に6人気以下で馬券になったのはメイショウスザンナとアロマティコ。2頭はいずれも父がミスプロ系。母父がサンデーサイレンス。
母父サンデーサイレンスで父ミスプロ系の配合馬はナムラアン、メイショウスザンナ。ナムラアンは父がアメリカ血統も祖母にアイリッシュダンス、近親にハーツクライ。ミスプロ系では芝指向の高いタイプの配合馬。エンパイアメーカー産駒で芝重賞を勝ったフェデラリストに近いタイプの血統です。
と重賞の話を簡単に書きましたが、夏も馬券を買い続けるファンなら、平場のレースですよね(笑)。今週から開幕する新潟、小倉、札幌も面白いコースが目白押し。
新潟はJRAでは「唯一」の「左周りで直線平坦のダートコース」と「直線が短い平坦左回りの芝」のレースコースがある競馬場。左回りの平坦ダートといえば、アメリカが本場。よってアメリカ血統が穴を連発。期待値も優秀な競馬場。
小倉は直線の短いダート1700mが関西圏では「久々」に行われます。前開催の中京は左回りで直線も長く、ダート1700mのレースは行われません。この適性の違いが穴馬券を呼びそう。
小倉芝は、数年前までの馬場とは異なる特性。以前の開催最終週のような傾向が、今は開幕週から発生します。その点もうまく利用したいもの。
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