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【古谷剛彦のクラブライフ】クリソライトが韓国GI・コリアカップの初代王者に!

  • 2016年10月03日(月) 18時01分
一口馬主

▲キャロットクラブのクリソライトがコリアカップの初代王者に


韓国競馬に完全にハマりました(笑)


 今まで海外へ行くことを避けていた私…。日本の競馬を見るのも慌ただしく、地方競馬も合わせて考えると、正直海外へ目を向ける余裕がなかったのも事実でした。しかし、韓国で初めての国際交流重賞「コリアカップ」「コリアスプリント」の2レースに、金沢の吉原寛人騎手が参戦する可能性があると聞き、吉原騎手からも「こういうチャンスはもうないかもしれないから、ぜひ行きましょうよ!」と言われ、韓国へ行くことを決めました。

 コリアスプリントは騎乗予定のグレープブランデーが選出されたことで、韓国遠征は確実になりましたが、コリアカップは残念ながら予定していた馬が選出されず、1レースのみの騎乗でした。ただ、前日の10日にも、コリアカップとコリアスプリントに騎乗するジョッキー向けの「国際騎手チャンピオンシップ」が2レース実施され、ソウルでの吉原騎手は全3鞍騎乗しました。

 そして、「コリアカップ」のクリソライト、「コリアスプリント」のミリオンヴォルツには、昨年のホッカイドウ競馬にも期間限定騎乗でやってきた藤井勘一郎騎手が乗ります。そして、クリノスターオーに騎乗する幸英明騎手とは当日のレース前にお会いすると、日本馬への期待が自分の中で沸き起こりました。

 中央と地方、日本と他国という線引きはせず、冷静に競馬を見ることを心掛けているつもりです。しかし、時に地方馬の中央参戦、そして今回の韓国での日本馬を見るにつけ、気づかないうちに「頑張れっ!」との思いが募ってきました。

 クリソライトとグレープブランデーは、会社は違えど一口クラブの馬です。それぞれの会員で、ソウルまで応援に来られていた方もいらっしゃいました。

一口馬主

▲クリソライトと鞍上の藤井勘一郎騎手


一口馬主

▲コリアスプリントに出走したグレープブランデーと吉原寛人騎手


 結果はご承知の通り、「コリアスプリント」は香港のスーパージョッキーが圧勝し、グレープブランデーは3着、ミリオンヴォルツは5着に敗れました。そして「コリアカップ」は、クリソライトとクリノスターオーの一騎打ちの末、直線で突き放したクリソライトが見事に初代王者となりました。

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