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荒れるか荒れないかは、出走馬全体の『前走値』平均で決まる?/新潟記念

  • 2017年09月04日(月) 12時00分

(撮影:下野雄規)



 夏競馬終了〜。

 全体としてはまずまずの今年の夏シリーズだったとは思います。しかし、締めくくりの最終週は、メインを含め結果イマイチ…。特に、難しいことはわかりきっている『新潟記念』は、昨年に引き続きまたもやハズレです。

 1着タツゴウゲキ&2着アストラエンブレムに、それぞれ☆▲の印は打っていましたがどちらかに◎を打つことはできず…。3着12番人気カフジプリンスも無印。ここ2年で学んだ【教訓】の間をすり抜けていくような結果でした。

『新潟記念』は本当に難解です。いったい来年はどうすればいいのでしょうか?

【検証ナンバー097】
サンプルレース名/2017年09月03日(日)新潟11R・新潟記念(GIII)芝2000m

【レース前状況】
 例年は荒れる傾向にある「サマー2000シリーズ」の最終戦。1番人気になったのはアストラエンブレム(デムーロ)。『エプソムC』3着からの3か月ぶりのレースでハンデは56.5キロ。だがデムーロが乗り続けて着順の安定感はあり。2番人気はトーセンバジル(岩田)。こちらは『天皇賞春』8着以来でハンデ56キロ。以下、人気はマイネルフロスト(柴田大)、ルミナスウォリアー(石橋脩)、ロイカバード(横山典)。そして前走『小倉記念』1着タツゴウゲキはハンデ55キロで6番人気となっていた。

【レース結果】
1着タツゴウゲキ 牡5(6番人気)秋山
2着アストラエンブレム 牡4(1番人気)デムーロ
3着カフジプリンス 牡4(12番人気)中谷

【払い戻し】
単勝 1200円
枠連 650円
馬連 2580円
馬単 5810円
3連複 2万7670円
3連単 13万2650円



近2年の【教訓】では適合馬多すぎで機能せず?


『新潟記念』は例年荒れるレース。まずは、その荒れた一昨年(2015年)の結果から学んだ【教訓】は次のようなものだった。

1.有利なのは父サンデー系
2.近3走で最速上りを1度は出している
3.前走タイム指数100以上は必須
4.軸馬は近3走すべて100以上が好ましい
5.斤量(ハンデ)は前走と同量、もしくはそれ以下が好ましい

 これを今年の結果と照らし合わせると

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No.1予想家の大石川大二郎が、前週の荒れたレースを「どうすれば取れたか」という視点で徹底分析。さっそく今週のレースから使える教訓を伝授、「未来の馬券力」を上げちゃうコラムです!!

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