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1週間に2、3鞍のペースでレース騎乗 1カ月半で5カ所の競馬場を経験

  • 2017年10月12日(木) 18時01分
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▲ボウマン騎手、マカヴォイ騎手などトップジョッキーが集うローズヒルガーデンズ競馬場で騎乗


経験を積むなかで、失敗してしまったこともありました…


 netkeibaをご覧のみなさん、こんにちは。小崎綾也です。

 オーストラリアに来て1カ月半近く経ちました。レースに乗り始めてから、毎日がより早く感じます。それだけ充実した日々を過ごせているのだと思います。

 3週間で念願のレース初騎乗が叶い、その後も1週間に2、3鞍ほどのペースでレースに乗せていただいています。オーストラリアでは毎日どこかで競馬が行われていて、僕が騎乗するのは、主に平日1日と土曜1日の週2日。競馬場の数自体が多いので、毎週開催される競馬場が替わり、僕は1カ月半で5カ所の競馬場を経験しました。

 これは日本ではできない経験ですよね。いろいろな競馬場で乗ることができているぶん、多くの経験を積めていますし、何より毎週乗せていただけていることに感謝しています。

 ここまでプロヴィンシャル(郊外)の競馬場は、初騎乗となったケンブラグランジやニューキャッスル、ホークスバリー、ゴスフォードと、4カ所を経験しました。郊外の競馬場なので、どこも車で1〜2時間以上かかるところにあります。

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▲ニューキャッスル競馬場での騎乗の様子


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 郊外の競馬場が必ずしも小さいわけではなく、ケンブラグランジ、ニューキャッスルは1周2000m以上で直線も400m以上あります。また、ホークスバリーは2000mのスタート地点が向正面の奥にあるのですが、直線は400mありません。そしてゴスフォードは、横長の三角形の競馬場。というように、競馬場ごとに形状は様々で、自分にとって本当にいい経験になっています。

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1995年5月13日、滋賀県生まれ。父・小崎憲はJRAの調教師。同期は松若風馬、石川裕紀人ら。2014年に栗東・村山明厩舎所属でデビュー(現在はフリー)。同年2月、調教中の怪我で同期よりデビューが1か月遅れたが、騎乗初日に父の管理馬で初勝利を挙げ、1年目は38勝を挙げる活躍を見せた。デビュー4年目の2017年、長期海外武者修行を決意。

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