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　3日連続でWIN5が発売された先週は、1月6日が5億459万6200円、1月7日が5億7798万1000円、1月8日が6億1197万1400円と、右肩上がりで発売金額が増えました。1〜2回分の売り上げが3回に分散してしまうようなことはなく、どの回も普段の水準と比べて見劣りしない金額。3日連続の発売は初めての試みでしたが、想像以上に盛り上がった印象です。発売金額や発売回数は多ければ多いほど計画的な勝負がしやすくなりますし、今後も同様の試みが続いてくれればいいなと思います。

　明日1月14日のWIN5は総出走頭数が64頭、総組み合わせ数が29万1600通り(土曜16時現在)。対象5鞍のうち4鞍がオープンクラスのレース、総組み合わせ数はかなり少なめ、さらには序盤の1〜2レース目が少頭数ですから、普段よりも買いやすいと感じている方が多いんじゃないでしょうか。結果はもちろん、前述の要素が売り上げにどこまで繋がってくるのかも楽しみです。

◆京成杯は重賞での好走経験や前走の“末脚”がポイント

　1レース目は4歳以上オープンのニューイヤーS(中山10R)。GIウイナーのダノンプラチナらが注目を集めると思います。

　2レース目は3歳オープンの紅梅S(京都10R)。2連勝中のシグナライズ、前走の阪神JFで5着に食い込んだモルトアレグロあたりが人気の中心でしょう。

　3レース目は4歳以上1000万下の知立特別(中京11R)。比較の難しいメンバー構成で、支持は割れるかもしれません。

　4レース目は3歳GIIIの京成杯(中山11R)。土曜16時の時点ではコズミックフォース、ジェネラーレウーノ、デルタバローズが上位人気グループを形成していました。

　5レース目は4歳以上GII、ハンデキャップ競走の日経新春杯(京都11R)。昨年の日経新春杯で好走したミッキーロケット、モンドインテロあたりが支持を集めそうです。

[伊吹式WIN5ランキング 2018年01月14日版]

1位 京都10R 1.シグナライズ
2位 京都11R 8.ミッキーロケット
3位 中山10R 7.ダイワリベラル
4位 中京11R 15.イノバティブ
5位 中山11R 8.ダブルシャープ
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 中山11R 4.ロジティナ
7位 中山11R 1.イェッツト
8位 中京11R 6.デリスモア
9位 中京11R 13.ヒルノマゼラン
10位 中山10R 2.オートクレール
【以上すべての馬を買うと18点買い】

11位 中山10R 8.ペイシャフェリス
12位 京都11R 3.モンドインテロ
13位 京都10R 8.モルトアレグロ
【以上すべての馬を買うと108点買い】

14位 中山11R 15.ジェネラーレウーノ
15位 中京11R 18.ココファンタジア
16位 中山10R 6.ダノンプラチナ
17位 京都11R 7.パフォーマプロミス
18位 京都10R 2.マリアバローズ
19位 中山11R 10.デルタバローズ
20位 中山11R 5.コズミックフォース
21位 中京11R 5.バルベーラ
【以上すべての馬を買うと1080点買い】

22位 中京11R 16.トーホウハニー
23位 中山10R 3.シュウジ
24位 京都11R 10.ソールインパクト
25位 京都11R 2.ロードヴァンドール
26位 京都10R 4.グリエルマ
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

　4レース目の京成杯(中山11R)は基本的に実績馬が強いレース。「“JRA、かつ1800m以上の重賞”において5着以内となった経験があった馬」は2010年以降[4-5-2-10]と安定しています。一方「“JRA、かつ1800m以上の重賞”において5着以内となった経験がなかった馬」のうち、「前走の着順が3着以下だった馬」は2010年以降[0-0-1-42]、「前走の上がり3ハロンタイム順位が3位以下だった馬」は2010年以降[0-0-2-47]。前走が好内容だった差し馬に注目すべきでしょう。今年のメンバー構成ならイェッツト、ダブルシャープ、ロジティナあたりが楽しみです。

　5レース目の日経新春杯(京都11R)はコース適性がポイント。「“前年か同年、かつ京都、かつ2000m以上のレース”において3着以内となった経験がなかった馬」は2011年以降[0-2-1-47]と勝ち切れていません。また「前走の上がり3ハロンタイム順位が7位以下だった馬」は2011年以降[0-0-2-41]、「“前年か同年、かつJRAのGIかGII”において9着以内となった経験がなかった馬」は2011年以降[0-1-1-42]。これらの条件をすべてクリアしているのはモンドインテロとミッキーロケットだけなので、手広く構える必要はないと思います。