ただでさえ低い馬場レベルに雨→雪の影響が加わる/きさらぎ賞
こんにちは、むねひろ よしたかです。
先週22日(月曜日)に東京で大雪が降りました。その影響は27・28日の競馬にも及びました。その経緯を説明しましょう。
翌日に除雪作業が出来ませんでしたがその理由は、人員が集められない時間だったことと、24日(水曜日)にも雪の予報が出ていたことが挙げられます。また再度降雪こそなかったものの、寒波によって馬場(特にダート)が雪ごとカチカチに凍ってしまいました。
水曜日から連日雪かき作業。水曜日150人・木曜日250人・金曜日100人+社員さんたちで、延べ人数は700人位でしょう。
そして金曜日に、ダートには凍結防止剤だけでなく融雪剤も撒かれて夜通しハロー車が走りました。土曜日の夜も走りました。
土曜日のダートは終日「不良」発表でしたが、午前中は時計がかなり掛かったのに対して、午後は一転して速い時計がマークされました。これは、まだ気温が上がり切っていなかった午前は馬場が溶けきっていなかったのがその原因だと考えています。加えて、内側に砂を寄せ過ぎて発表の9cmよりも砂が厚かったのも要因としてあるかもしれません。
また、芝は除雪作業でめちゃくちゃ千切れてしまったので、絡み付くようなことはなくコース内は目立つ蹄跡もなし。実際に競馬に乗ったジョッキーからは、『軽い芝』『硬い馬場』というコメントがある一方で、『ボコボコした馬場』という正反対のものもありました。レースの走破時計・上がりタイムは上々のものが出ていたために、前者の状態であることを支持したいですが、これがこの後どう変化していくのかに関してはしっかりと観察していく必要があります。
ちなみに、本日夜から出ている雪予報と、障害コースの雪がまだ溶けていないことから、明日再度雪かき作業が行われる予定です。
◆きさらぎ賞
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