いつも『競馬対談 with 佑』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。
次回は、2月4日にJRA通算900勝を達成したばかりの浜中俊騎手が登場します。
2009年にスリーロールスで菊花賞を勝って以来、GI勝利は8つ。重賞は40勝を誇ります。
2012年には24歳の若さで自身初の全国リーディングジョッキーを獲得し、トップジョッキーとしての階段を順調に駆け上がっていくと、誰もが感じていました。
風向きが変わったのは、2016年の2月。ダッシングブレイズに騎乗した東京新聞杯。直線で内ラチに接触する落馬事故で、長期の戦線離脱を余儀なくされました。
そして、同年のマイルCS。騎乗したミッキーアイルにとっては2年半ぶりのGI勝利となるも、ゴール前の斜行により8日間の騎乗停止処分に。
さらに良くない流れは続きます。
レーヌミノルに騎乗した2017年のフィリーズR(2着)で、再び8日間の騎乗停止処分に。その後レーヌミノルは、池添騎手に乗り替わって桜花賞を制するという、悔しい思いも味わいました。
それからの長い間、浜中騎手は反省と自責の念から、主だった取材を受けることを自粛してきました。
しかし、「そろそろ自らの口で語るべき時期だ」と、信頼する先輩・佑介騎手を前に、これまでの思いを語ることを決意。
いま改めてレースを振り返って、自分に足りなかったもの、頭をよぎった“騎手引退”、誰にも話さなかった出来事…
浜中騎手の心からの思いに溢れるインタビューは、来週からスタートします。初回は2月21日(水)18時を予定。どうぞお見逃しなく。
netkeiba.com編集部