スマートフォン版へ

オーストラリアで一気に3勝「改めて、もう一度メルボルンで勝負してみたい」

  • 2018年03月22日(木) 18時02分
挑戦者

▲記念すべきオーストラリアでの初勝利のゴール前


来週は豪からドバイへ!リアルスティールの遠征に帯同


 こんにちは。坂井瑠星です。

 JRAからの発表でご存じの方もいると思いますが、3月10日にようやくオーストラリアで初勝利を挙げることができました! さらに、その日のメインレースも勝ち、17日には3勝目をマークすることができました。

 11月の半ばにオーストラリアにきてから、初勝利まで約4カ月──正直な話、遠征前はまさかここまで勝てないとは思っていませんでしたし、最近はもう一生勝てないんじゃないか…と、かなりネガティブになっていたので、とりあえず勝ててひと安心です。

 初勝利を挙げたPenong競馬場は、最後の直線が500m近くある大きな競馬場。比較的乗りやすい競馬場ではありますが、初勝利も2勝目も先行して粘り込む形だったので、ゴール板までがものすごく遠かった…(苦笑)。

 しかも、初勝利のときは2着との差が2馬身半もあったのですが、必死になりすぎて後続との差がまったくわからず(笑)。日本で乗っているときも、1年目は同じようなことがあったので逆戻りしてしまいましたが、それほど必死でした。

挑戦者

▲初勝利の口取り写真


 2勝目となったレースは、少しだけ気持ちに余裕があったので、最後は競り合いになりましたが、何とか接戦を制することができました。

 乗っている人間が必死になりすぎると馬の体力を無駄に消耗してしまうことがあるので、「必死になりながらも冷静に乗る」ということを常に実践できるようにしたいです。

挑戦者

▲同日のメインレースで2勝目


挑戦者

▲引きあげてきたところ


挑戦者

▲メインレース優勝の記念のトロフィー

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

1997年5月31日、東京都生まれ。父・坂井英光は大井競馬所属の調教師、叔父も元騎手の坂井薫人という競馬一家。同期には荻野極、木幡巧也、藤田菜七子ら。2016年に栗東・矢作芳人厩舎でデビュー。2019年、ノーワンでフィリーズレビューを勝利し重賞初制覇。2020年には、ダノンファラオでジャパンダートダービーに勝利し交流GI初制覇を飾った。日本だけの騎乗でなくオーストラリア、ドバイなど多くの海外遠征にも挑戦している。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング