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【高松宮記念】騎乗フォーム以外にも感じる川田騎手の“的を射た努力”

  • 2018年03月29日(木) 18時03分
哲三の眼

▲川田将雅騎手、好調の裏にある高度な技術とは? (c)netkeiba.com


春の最速王決定戦・高松宮記念はファインニードルが粘るレッツゴードンキをハナ差退け優勝。派手な直線での猛追が目を引く中、哲三氏が注目したのは、川田騎手のスタートでの技術。最大の武器である終いの脚を生かすために、あえて抑えずスピードに乗せる高度な技術を解説。さらに日経賞を制した藤岡佑介騎手との関係性から、互いを刺激し合う存在の大切さを語ります。(構成:赤見千尋)

考えていることが的を射ているからこそ結果に繋がる


 今週まず振り返りたいのは高松宮記念。2番人気だったファインニードル&川田(将雅)君が中団から差し切って勝利しました。

 ファインニードルはスピードがあって、さらに終いの脚もしっかりしている馬です。そういう馬に騎乗した時、終いの脚を引き出そう、強調しようとするジョッキーは多いですが、僕は道中スピードに乗っているからこそ、最後の脚が活きて来ると考えています。川田君の騎乗は、そこをきちんと理解して携わっているように見えました。

■3月25日 高松宮記念(9番:ファインニードル)

 今回1番人気だったレッドファルクスは、スプリンターズSと同じように後方からの位置取りでしたが、スプリンターズSの時とは違って前半のスピードの乗り方があまり良くは見えませんでした。

 以前にもお話しましたが、後ろから行く馬だとしても、スタートしてからすぐ抑えるのではなく、スピードに乗せることが大事。なぜなら、スピードに乗っていると進路が見えやすくなるからです。今回のレースでは、直線で外に出せず詰まっているような場面がありました。それは直線だけの問題ではなくて

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1970年9月14日生まれ。1989年に騎手デビューを果たし、以降はJRA・地方問わずに活躍。2014年に引退し、競馬解説者に転身。通算勝利数は954勝、うちGI勝利は11勝(ともに地方含む)。

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