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内枠全滅作戦で超高配当を狙う暴挙に!/桜花賞

  • 2018年04月06日(金) 18時00分


◆最内から桜花賞を勝った馬って……最後がオグリローマンか?

須田 井崎センセイ、先週の大阪杯がものすごく……結果オーライです(笑)。6頭での勝負でしたので、馬単も3連単もギリギリですがプラス。今年初の大白星ゲットですよ。

井崎 たいして儲かってないのに大白星とは、須田クンに悪いなあ(笑)。それにしても、大一番でのM.デムーロという騎手は本当に怖いよね。なかなかできないよ、アレは。

須田 ファンの側としては、積極的に動く騎手がいたほうが見応えがありますよ。いかにもミルコらしい騎乗で、そういえば今回は直線で手前、ちゃんと替えていましたね。

井崎 だったらなおさら、あの競馬で押し切れちゃうよね。まだ4歳で伸びしろもあるだろうし、スワーヴリチャードの今後が楽しみだよ。今年は主役を張れる存在だろうし。

須田 ぜひセンセイにも、予想のほうで主役級の活躍を期待したいものですよ。久々に白星がついたとはいえ、今年はここまで惨憺たる成績。まあ、例年通りとも言えますが!

井崎 一発逆転を狙うなら、今週の桜花賞なんて面白いんじゃないか? 圧倒的人気になること間違いなしのラッキーライラックが、なんと最内に入ったんだからさ。

須田 そういうことをやるから、予想成績がこんな状況に陥るんですよ。確かに近年の桜花賞で、内枠が「鬼門」と化しているのは事実ですが。馬はメチャクチャ強いですよ?

井崎 4戦無敗のG1馬で前哨戦のチューリップ賞も完勝と、ケチのつけようがない成績だもんなあ。でも、最内から桜花賞を勝った馬って……最後がオグリローマンか?

須田 そうそう、あとはマックスビューティも最内でしたね。さらにその前となると……1971年のナスノカオリですか。おお、近年だけでなく大昔もけっこう勝てていない。

井崎 外回りになってから流れが落ち着いたけど、それでも内で揉まれるのはやっぱり厳しいんだよ。スタートで後手でも踏むとなおさらで、嫌ってみる手もあると思うなあ。

須田 井崎センセイのコメントを聞いて、松永幹厩舎で喜びの声があがっていそうですな(笑)。馬場の内が悪いという気もしませんし、フツーに勝ちそうですけどねえ……。

井崎 それはまあ、そうなんだけどさ(笑)。でも、競馬に絶対はないとさんざん思い知らされてきたワケで、ここはあえての消し勝負で。上半期の負債はコレで返すよ!

☆06番スカーレットカラー
☆08番ハーレムライン
☆09番リリーノーブル
☆13番アーモンドアイ
☆15番プリモシーン
☆17番マウレア

・外国人ジョッキー騎乗馬をのぞく、馬番1〜5番に入った馬
※過去10年[0-0-0-45]
●2017年該当馬→ライジングリーズン(8着)、ジューヌエコール(9着)、ミスエルテ(11着)、ベルカプリ(17着)、サロニカ(取消)
○2018年該当馬→ラッキーライラック、アマルフィコースト、リバティハイツ、アンコールプリュ、レッドサクヤ

・前走、1400m以下戦に5番人気以下で出走していた馬
※過去10年[0-0-0-38]
●2017年該当馬→ゴールドケープ(13着)、ベルカプリ(17着)
○2018年該当馬→リバティハイツ、コーディエライト、デルニエオール

・チューリップ賞組をのぞく、前走2着以下の関東馬
※過去10年[0-1-0-38]
●2017年該当馬→アエロリット(5着)
○2018年該当馬→トーセンブレス、レッドレグナント

・チューリップ賞組と前走1番人気馬をのぞく、前走0秒1以上の着差で負けていた馬
※過去10年[0-1-0-73]
●2017年該当馬→アエロリット(5着)、ディアドラ(6着)、ジューヌエコール(9着)、ヴゼットジョリー(10着)、ゴールドケープ(13着)、ショーウェイ(15着)、ベルカプリ(17着)
○2018年該当馬→アマルフィコースト、アンコールプリュ、アンヴァル、コーディエライト、デルニエオール、レッドレグナント、フィニフティ、ツヅミモン

2017年残った馬→レーヌミノル、リスグラシュー、ソウルスターリング、カラクレナイ、カワキタエンカ、アドマイヤミヤビ、アロンザモナ、ミスパンテール

【2017年結果】
1着:レーヌミノル(○)
2着:リスグラシュー(○)
3着:ソウルスターリング(○)

2018年上半期[星取り表]:△○△●●●●●△●○●◎

1975年から新聞、雑誌などにユニークな競馬エッセイを発表。1983年からフジテレビの競馬中継にレギュラー解説者しても活躍中。須田鷹雄との掛け合いによって誕生した消去法は、もはや伝説の馬券術。巷では「1年遅れのバカ当たり」とも称される!?

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