◆1200m適性が高いノーザンダンサー系にも注目 NHKマイルCは、15年近く前からフレンチデピュティの血を持つ馬に相性の良いレース。2013年は母父フレンチデピュティのマイネルホウオウが10人気で1着。6人気2着のインパルスヒーローは父クロフネ。その父はフレンチデピュティ。
一昨年も母父フレンチデピュティのレインボーラインが12人気3着。昨年もクロフネ産駒のアエロリットが優勝。
なお、父か母父がフレンチデピュティ系の馬は過去10年で24頭出走。3勝。3着以内7回。複勝率29%。単勝回収率193%。複勝回収率118%。
フレンチデピュティ系同様、米国型ノーザンダンサー系やダンチヒ系などの1200m適性が高いノーザンダンサー系にも相性の良いレース。
今年の出走予定馬で父か母父フレンチデピュティ系はパクスアメリカーナのみ。姉に同コースG1勝ち馬のホエールキャプチャ。
プリモシーンは父ディープインパクト。母父はディンヒル系のファスネットロック。当レース勝ち馬のミッキーアイルも父がディープインパクト。母父がディンヒル系のロックオブジブラルタル。母母父ヌレイエフ系もミッキーアイルと同じ母母父系。
母モシーンは、オーストラリアのG1を4勝。2016年に亡くなったオーストラリアの親日家の馬主フィル・スライさんが、日本に持ち込んだ名牝。
ダノンスマッシュの父はロードカナロア。父父キングマンボの産駒も当レースを2勝。父キングカメハメハも当レースを優勝。父ロードカナロアも1200mのG1レースをいくつも勝ち、同コースの安田記念を勝利。1200m適性の高いマイラー。母父ハードスパンもフレンチデピュティと同じ米国型ノーザンダンサー系で1200m適性も高い種牡馬。
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