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　前回6月17日のWIN5は106万1040円の配当で決着。3レース目の函館スプリントS(函館11R)をセイウンコウセイが、5レース目のユニコーンS(東京11R)をルヴァンスレーヴが制すなど、5レース中3レースで美浦所属調教師の管理する“関東馬”が優勝を果たしました。

　WIN5対象レースの優勝馬に占める“関東馬”の割合は、2011〜2015年が31.2%、2016年が41.8%、2017年が37.1%、2018年が30.5%となっています。2016〜2017年は一時的に健闘していたものの、今年はいまのところ苦戦気味。ここから2016〜2017年並みの水準まで巻き返してくるのでしょうか。それとも、このまま2015年以前の水準に戻ってしまうのでしょうか。

　明日6月24日のWIN5は総出走頭数が74頭、総組み合わせ数が65万5360通り(土曜16時現在)。GIの宝塚記念(阪神11R)はもちろん、飛び抜けて出走頭数が少ないパラダイスS(東京11R)をどう見るかもポイントと言えそうです。

◆パラダイスSは馬齢と臨戦過程に注目

　1レース目は3歳以上1000万下の清里特別(東京10R)。4歳のヤマトワイルド、3歳のルッジェーロあたりに支持が集まると思います。

　2レース目は3歳以上1600万下の花のみちS(阪神10R)。戦績に安定感のあるタガノヴィッター、降級初戦のマテラスカイらが注目を集めるでしょう。

　3レース目は3歳以上1000万下、ハンデキャップ競走のUHB杯(函館11R)。比較の難しいメンバー構成で、上位人気勢の支持はやや割れるかもしれません。

　4レース目は3歳以上オープンのパラダイスS(東京11R)。2連勝中のスターオブペルシャあたりに支持が集まりそうです。

　5レース目は3歳以上GIの宝塚記念(阪神11R)。土曜16時の時点ではヴィブロス、キセキ、サトノダイヤモンド、パフォーマプロミスが上位人気グループを形成していました。

[伊吹式WIN5ランキング 2018年06月24日版]

1位 阪神10R 3.マテラスカイ
2位 東京11R 8.スターオブペルシャ
3位 阪神11R 10.ヴィブロス
4位 東京10R 2.ジャスパーウィン
5位 函館11R 7.ロイヤルメジャー
【以上すべての馬を買うと1点買い】

6位 函館11R 8.アリンナ
7位 函館11R 1.クリーンファンキー
8位 東京10R 3.ルッジェーロ
9位 阪神11R 8.ダンビュライト
【以上すべての馬を買うと12点買い】

10位 東京11R 3.ロードクエスト
11位 阪神10R 15.ゼンノサーベイヤー
12位 函館11R 9.キングキングキング
13位 東京10R 5.レピアーウィット
14位 阪神11R 9.サトノクラウン
【以上すべての馬を買うと144点買い】

15位 東京11R 6.ミッキージョイ
16位 阪神10R 6.ジープルメリア
17位 函館11R 15.ラッシュアウト
18位 函館11R 2.ウインハートビート
19位 東京10R 7.メイショウサチシオ
20位 東京10R 13.ヤマトワイルド
21位 東京10R 11.アオイサンシャイン
22位 阪神11R 3.サトノダイヤモンド
【以上すべての馬を買うと1296点買い】

23位 阪神11R 5.ストロングタイタン
24位 東京11R 5.ショウナンアンセム
25位 東京11R 10.トウショウドラフタ
26位 阪神10R 14.タガノヴィッター
【以上すべての馬を買うと3600点買い】

　5レース目の宝塚記念(阪神11R)は距離適性を高いレベルで問われる一戦。「“JRA、かつ2000〜2200m、かつGIかGIIのレース”において優勝経験のない馬」は2012年以降[0-0-1-45]と苦戦しています。また「馬齢が6歳以上だった馬」は2012年以降[0-2-0-25]。高齢馬は評価を下げるべきでしょう。さらに「前走の着順が5着以下、かつ前走の条件が“国内ならびに外国のGI”でなかった馬」も2012年以降[0-0-0-14]。今年のメンバー構成なら、ヴィブロスやダンビュライトを重視したいところです。

　4レース目のパラダイスS(東京11R)は若い馬が優勢。「馬齢が6歳以上だった馬」は2013年以降[2-1-0-28]と安定感を欠いていました。また「前走との間隔が中3週以内だった馬」も2013年以降[0-1-0-15]と勝ち切れていません。人気サイドではありますが、特に不安要素の見当たらないスターオブペルシャやロードクエストが有力だと思います。