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【読者質問】「モレイラ騎手がJRAの通年免許を目指していますが、危機感はありますか?」

  • 2018年08月09日(木) 18時01分
挑戦者

▲オーストラリア12勝目の様子



上手い人がいい環境でいい馬に乗るのは当たり前のこと


 こんにちは、坂井瑠星です。

 オーストラリアでは8月1日から新シーズンがスタートしました。開催2日間で14鞍と多くの騎乗依頼をいただきましたが、2着3回とまだ勝ち星は挙げられていません。残りの期間でリーディング上位(南オーストラリア地区)を目指すためにも、早く結果を出したいところです。

挑戦者

▲▼悔しい2着も続いた


挑戦者

 今回のコラムでは、読者の方からいただいた質問に答えていきたいと思います!

【質問】いつも楽しく拝見しています。専属ジョッキーになられて3カ月くらいになりますね。コンスタントに勝たれていてすごいなと思っていますが、ご自身としての評価はいかがですか? (たくみさん)

 現段階での自己評価は、100点満点中50点くらいです。理由は、遠征当初のことを考えると毎開催乗り鞍があること自体がうれしいですし、コンスタントに勝てていることもいいアピールになっているなと感じています。

 しかし、以前は「勝ちたい」だけだった気持ちが、今は「もっと勝たなければならない」という気持ちになっています。最近は、有力馬に乗せていただく機会も増えてきました。結果が大事な世界なので、もっと勝ってもっとアピールして堂々と日本に帰れるようにしたいです。

【質問】若手騎手が海外にチャレンジするのは素晴らしいことなので応援しています。モレイラ騎手がJRAの通年免許を目指していますが、率直にどう思いますか? やはり危機感はありますか? (最強の馬券師さん)

挑戦者

▲先週の札幌で、土日で8勝をあげたモレイラ騎手 (C)netkeiba.com


 モレイラ騎手が日本の通年免許取得を目指すことはネットのニュースで知ったのですが、危機感というより「やっぱりそうなるよな」というのが率直な感想です。

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1997年5月31日、東京都生まれ。父・坂井英光は大井競馬所属の調教師、叔父も元騎手の坂井薫人という競馬一家。同期には荻野極、木幡巧也、藤田菜七子ら。2016年に栗東・矢作芳人厩舎でデビュー。2019年、ノーワンでフィリーズレビューを勝利し重賞初制覇。2020年には、ダノンファラオでジャパンダートダービーに勝利し交流GI初制覇を飾った。日本だけの騎乗でなくオーストラリア、ドバイなど多くの海外遠征にも挑戦している。

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