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【岩田康誠×藤岡佑介】第3回『自他共に認める“感性”の騎乗を佑介騎手が理論的に分析』

  • 2018年09月26日(水) 18時02分
▲岩田騎手の独自の騎乗を生み出す、鐙の秘密が明らかに…!?

今回は岩田騎手の騎乗論について。「独特の乗り方が完成されている」と、佑介騎手も注目するダイナミックな騎乗。「JRAでの乗り方は、そんなんじゃアカン!」と言われ、悩んだ時期もあったけども、自分の感覚を信じてきたという岩田騎手。自他共に認める“感性”の騎乗を、今回、佑介騎手が理論的に分析。その明解さに、思わず岩田騎手本人も納得。その流れで、岩田騎手の衝撃の特技も明らかに…!! (構成:不破由妃子)

感覚を研ぎ澄ますと、骨や筋肉の動きを感じられる


佑介 僕から見ると、岩田さんは中央にきたころから独特の乗り方が完成されていたように思いますが、岩田さんのなかではやっぱり自分なりの変化はありますか?

岩田 ん〜、変えていこうとは思ってるんだけどさ。

──今日はぜひ、岩田さんの騎乗論などもお聞きしたいです。

岩田 いやいや、そんなんないわ(笑)。

佑介 僕もね、岩田さんに聞きたいことはたくさんあるんです。でも、岩田さんは感覚で乗っているから、言葉にして説明するのって難しいですよね。

岩田 うん、説明できん。

──何年も前になりますが、「馬の骨の動きを感じて乗るんだ」とおっしゃっていたことがあって、ああ、岩田さんは本当に感覚で乗ってらっしゃるんだなって思ったことがあります。

岩田 ああ、感覚を研ぎ澄ますと、骨や筋肉の動きを感じられるというか。そういうのは大事にしていたかな。

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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。

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1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。

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