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くどいかもしれないがマル外推し(須田鷹雄)

  • 2018年10月23日(火) 18時00分

血統の幅が広がり、POG戦略の上でも不利ではないはず


 このところセール価格の高騰が続いており、特にセレクトセールはどえらいことになっている。そこで私がしばしば言うのが、「こんなに競るなら、関税+輸送代払ってもマル外買ったほうが良くない!?」だ。

 ちょっと昔にこんなことを言ったら日本の生産者にめちゃめちゃ怒られたはずだが、たぶんいまはそうでもないと思う。それだけ内国産馬の商品力が増したからだ。

 本物の馬主が私の意見を聞くことはまずないので、POGだけでも「マル外推し」を続けたいと思う(このコラムでもちょくちょく書いている)。そして、それはPOG戦略の上でもそう不利ではないと思う。

 10月22日現在、2歳マル外の勝ち馬率は36.2%。牡馬43.5%で牝馬29.2%だ。比較対象を示すと……

データ

 こうしてみると、「マル外、そう悪くない」と思えるだろう。それでもマル外がPOGで人気にならないのは、ここから先の伸びが原因のはずだ。ノーザンファーム生産馬やディープインパクト産駒の中には、ダービー制覇を筆頭とした「当たり」がいるはず。しかしマル外はそうでもない……ということだ。

 それはそうなのだが、ならばドラフト下位で変化をもたせようと早期デビュー馬を入れたり、ひねりすぎた穴馬を入れるのと比べてどうか。これらはマル外と比べて、最終的な1頭あたり賞金でもそう変わらないはずだ。

 なにより、マル外や持込馬を入れると血統の幅がぐっと広がり、ドラフトが楽しくなる。いまのPOGはもはや往時のマル外ブームを知らない世代も多くなっているのだと思うが、少しは検討してみてほしいものである。

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