亀谷敬正の動画番組「血統の教室」がスタート!【全編無料】「母父サンデーサイレンス系」に注目したいJBCクラシック
2015年以降「JRAのダート重賞」に出走した「前走NAR(地方交流重賞)」組の成績は、単勝10倍以内の人気馬は単勝回収率63%。複勝回収率60%。
一方、単勝10倍以上の人気馬は単勝回収率247%。複勝回収率107%。前走NAR組は、人気馬の期待値が標準値を大幅に下回り、人気薄の期待値が上がる傾向。
単勝人気は、前走で発揮した能力(着順)が大きく影響を与えます。人気薄の期待値が高いのは、NARでの走りがJRAではそのままつながらないから。
【厳選・勝負予想!】亀谷敬正のJBC予想を公開予定! NARコースとJRAコースでは要求される能力の方向性が異なるからこそ、NARコースで力を発揮できなかった馬がJRAコースで能力を発揮するケースが多いから「前走NAR組」は人気薄の期待値が上がるのでしょう。
JBCクラシックが行なわれる京都ダート1900mで注目の血統は「母父サンデーサイレンス系」。
サンデー系の繁殖牝馬は、芝の直線スピード勝負に適性が高いのが特徴。相反する能力が要求されるダート短距離や小回りコース。タフなダートコースは特に苦手とする傾向もあります。
京都ダート1900mで母父サンデー系の期待値が高いのは、タフなダートコースでは力を発揮できなかった芝指向のスピードタイプが力を発揮しやすいから。
たとえば、父フォーティナイナー系で母父サンデー系のノンコノユメはNARよりもJRAのダート巧者。
3、4走前のJRAダートでは連勝。ところがNARだった前走、2走前は人気よりも走れていません。
ノーザンファーム天栄場長・木實谷雄太(きみや・ゆうた)氏が、近日中に「血統の教室」ゲスト出演予定! 質問を大募集中です。