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【J.モレイラ騎手】リスグラシュー悲願の戴冠 名手が初めて明かした想い「父のために…」

  • 2018年11月25日(日) 18時02分
今週のface

▲GI2着4回のリスグラシューを勝利に導いたモレイラ騎手 (撮影:大恵陽子)


“マジック・マン”ことジョアン・モレイラ騎手がエリザベス女王杯で国内GI初制覇を遂げた。GI2着4回のリスグラシューを勝利に導いてのもので、矢作芳人調教師は「スタート良くて折り合いも完璧。位置取りもよし。何であんなに上手いのかってくらい上手なレースをしてくれた」と評した。

(構成:大恵陽子)


レース当日、矢作師がたった1つだけ伝えたこと


 レースを前にした11月7日、栗東トレセンでモレイラ騎手はリスグラシューに跨った。

「周りから『距離は大丈夫?』という声があったけど、その心配はしていませんでした。リラックスして折り合えば、しまいはすごい脚を使うイメージがありました」

 そんな印象を持ったモレイラ騎手にレース当日、矢作師は1つだけ伝えた。

「ゲートの中だけ気を付けて、上手く出して」

 ポイントとなったスタートをモレイラ騎手はこう振り返る。

「前走のVTRなどを見ると、ゲートは速くない馬だと思いましたが、エリザベス女王杯ではしっかりゲートを出ていいポジションが取れました」

 好スタートを決めると、逃げるクロコスミアがゆったりとしたペースで逃げる中、中団に位置取った。

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