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【チャンピオンズC】フレンチデピュティなどデピュティミニスターの血を引く馬が毎年活躍

  • 2018年11月25日(日) 18時00分
ゴールドドリーム

▲デピュティミニスターの血を引くゴールドドリーム


過去4年のチャンピオンズCにおいて、ゴールドドリーム(母父フレンチデピュティ)、サウンドトゥルー(父フレンチデピュティ)、テイエムジンソク(父クロフネ)、アスカノロマン(母母父デピュティミニスター)、ローマンレジェンド(母父オウサムアゲイン)と、毎年デピュティミニスターの血を引く馬が馬券に絡んでいる点に注目。他ではキングマンボやフォーティナイナーの血を引く馬の活躍も目立つ。今年の登録馬ではアスカノロマン、アンジュデジール、インカンテーション、クインズサターン、ゴールドドリーム、ミツバがデピュティミニスターの血を引いている。(解説:望田潤)


アスカノロマン
 さかのぼるとアントニオバローズなどが出る牝系で、牝祖ナタルマはノーザンダンサーの母でもある。アグネスデジタルの牡駒は中距離向きに出ることが多いが、本馬はチーフズクラウンとストームキャットを通じるノーザンダンサーとセクレタリアトのクロスで、柔らかなストライドで走るタイプでもある。年のせいか持ち前の先行力が影を潜めてきたが、実績どおり大箱のダ1800戦は合っている。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎

アンジュデジール
 アキトクレッセントの半妹でオールブラッシュの姪。母ティックルピンクはベルモントSのタッチゴールドと父系(デピュティミニスター)母系(クールムード)が同じ。こちらのダート適性で交流重賞を勝ちまくり、ついにJBCレディスCも手中に収めた。左回りダートは

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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