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チャンピオンズCはルヴァンスレーヴVS古馬に注目

  • 2018年11月30日(金) 18時00分

内過ぎる面がある2番枠をどう捌いてくるか


 ゴールドドリームの回避は残念だが、それでも豪華メンバーのチャンピオンズカップ。特にルヴァンスレーヴ対古馬の対決がポイントになりそうだ。

 そのルヴァンスレーヴは南部杯でゴールドドリームを負かしている安心感から人気になりそうだ。能力があるのは間違いのないところで、あとは展開が合うかどうか。中京ダート1800mはそれなりに差せるコースだが、やはり怖いのは他馬の前残り。2番枠という枠も、この馬としては不必要に内過ぎる面があると思うので、あとはどう捌いてくるか。

 古馬勢ではケイティブレイブが大将格となる。前で受けられる馬なので、対ルヴァンスレーヴということではやはりこの馬に期待したくなるところ。いわゆる「人気になりにくいタイプ」で、仮に2番人気になったとしても1番人気と差がつく可能性があるし、そうなったら馬券的な魅力は大きい。

 JBCクラシックで2着だったオメガパフュームは、ジャパンダートダービーでルヴァンスレーヴに負けているし、勝ち切るシナリオをイメージするのは難しいと考える人がいるかもしれない。ただJCダート→チャンピオンズカップでは、前走2,3着馬が勝ったケースも少なくない。また、展開次第で人気2頭のどちらか片方に先着することは可能。そう考えるとこの馬あたりが馬券上の重要ポイントになってきそうだ。

 サンライズソアは先行力をどこまで生かせるか。今回はルメール→モレイラとなるが、前に行った馬を無理やり残すような力についてはモレイラのほうが上かもしれない。また、この馬が残るときはルヴァンスレーヴが届ききっていない可能性もあり、高配当につながる。

 逆にサンライズノヴァのほうはどうしても展開待ちになるし、距離も微妙。東京1400〜1600mが向きすぎているだけに、同じ左回りでも距離延長でコーナー4つはちょっと嫌なところがある。

 同じ展開待ちなら、ノンコノユメのほうが実績からも買いやすい。ただこの馬まで届いてくるような極端な展開になるか……仮になるとしたら、馬券はケイティあたりの先行タイプを省く形で組まなければならない。

 一方、アンジュデジールはケイティと組みやすい脚質。ほとんど牝馬戦を使ってきただけに牡馬との戦いは不安だが、自身が充実期にあるだけに、好調さを生かして少しでも前の着順を狙いたいところ。

 アメリカから来たパヴェルはBCクラシックこそ2回大敗しているものの、他のレースではそれなりに差の無いところに来ている。ピリっとした脚を使うというよりは道中でキープした位置を直線もしぶとく守るというタイプだと思うので、まずは3番枠を生かして好位につけたいところだ。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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