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【阪神JF】クラシック直結の2歳女王決定戦だが、G1級不在の年は荒れ模様

  • 2018年12月02日(日) 18時00分
近年の連対馬の顔ぶれを見てのとおり、桜にもオークスにも直結する2歳女王決定戦。まずは器重視・素質重視で◎を決めたいレースだ。そのため上位人気での決着も多いのだが、波乱になった15年(1人気-10人気-3人気で決着)、12年(5人気-15人気-10人気で決着)、11年(4人気-8人気-1人気で決着)に共通するのは、その後1〜3着馬が桜花賞でもオークスでも連対していないこと。つまりG1級の大物が不在の年は馬券的にも波乱になっているということだ。来年のチャンピオン級が出走馬の中にいるのかどうか。まずはここを見極める必要がある。(解説:望田潤)


アフランシール
 ブランボヌールやエントシャイデンの3/4妹でダコールの姪。母母アジアンミーティアはアンブライドルズソングの全妹で、母系にアンブライドルズソングの血を引くハーツクライ産駒にはスワーヴリチャードがいる。ナスペリオン的斬れを武器とする正統派ハーツクライ産駒で、オークスの頃に本格化していれば楽しみな中距離馬だが、

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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