スマートフォン版へ

ちょっと気が早い、赤本掲載馬振り返り(須田鷹雄)

  • 2018年12月04日(火) 18時00分

牧場・厩舎における“被取材のスキルアップ”が大きい


 2歳GIの直前でちょっとタイミングとしては早いかもしれないが、今回は「2歳戦活躍馬は赤本にどのくらい載っていたか」を振り返ってみたい。
 
 12月4日現在で獲得賞金トップはファンタジスト。取材の網にかかりにくい日高の生産馬だが、梅田厩舎ページがあったのと坂東牧場育成だったのが幸いして、写真も掲載、牧場ページと厩舎ページに掲載、巻末リストでは須田と本誌の△も付いていた。
 
 2位(賞金順、以下同様)のニシノデイジーは惜しくも掲載なし。高木登厩舎ページがあったのに話に出ず。もちろん厩舎ページのリストには収録されている。もう1頭悔やまれるのが5位のアスターペガサス。中竹厩舎ページがあるのにリストにも入っていなかった……。
 
 ノーザンファームの馬はさすがに軒並み載っている。3位アドマイヤマーズと4位クラージュゲリエは須田のおすすめ10頭に入っており、写真掲載もあった。6位グランアレグリアは3月に美浦へ行っていたので写真はなかったが、牧場ページおよび三蔵・村本のおすすめ10頭に入っていた。

 7位ケイデンスコールは安田隆行厩舎ページに、8位アウィルアウェイや19位ジャカランダシティは牧場ページに登場。9位ダノンファンタジーは山本武志さんが関西早ウマページで拾っていてくれた。15位ミッキーブラックは音無厩舎ページに載ったうえで、須田の▲と本誌の☆(シルシ順は◎○▲☆△)が付いていた。17位アガラスは関東早ウマに掲載されていたのに加え、三蔵がおすすめ10頭に入れていた。

 社台ファームは11位シェーングランツが賞金最上位で、これは血統が血統だけにどの媒体にも載っていたはず。赤本では写真や血統ページ、後藤正俊さんのおすすめ10頭など5箇所に載ったうえで須田の◎、本誌の○。ちなみに社台勢ではココフィーユやレッドアネモスが写真掲載、ランブリングアレーは写真・牧場・厩舎(編集部原稿)と載ったうえで須田が○。社台ファーム情報に強い赤本らしいところを出せたのではないかと思う。
 
 日高系も例年よりは捕捉率が高かったはず。13位ウインゼノビアは牧場ページで掲載。16位ローゼンクリーガーは高橋亮厩舎特集で話が出ていなかったが、古谷っちが静内産地馬体検査(サンチバ)で取り上げてくれていた。21位ラブミーファインも静内受検馬で、村本氏がピックアップ。写真も掲載されている。

 過去の年度と比べてもらえば分かるが、今年の2歳世代は赤本での活躍馬掲載捕捉率がけっこう高い。こちらの取材が上手くなっているのか、牧場や厩舎の「被取材スキル」がアップしているのか……後者がけっこう大きいような気もするが、サンチバから活躍馬をきっちり抽出した(浦河・静内会場でこれを実現するのはものすごく難しい)あたりは、ライターを褒めたいと思う。

 このあとクラシック戦線が進むにつれて賞金上位馬・活躍馬が入れ替わってくるが、新しく進出してくる馬たちも赤本で推されている馬であることを祈っている。

このコラムの通知を受け取りますか?

お気に入り

このコラムの通知を受け取りますか?

お気に入り

すでにお気に入りに登録しています。

登録済

須田鷹雄+取材班が赤本紹介馬の近況や有力馬の最新情報、取材こぼれ話などを披露します!

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング