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今年最後に有力新馬がデビュー(津田照之)

  • 2018年12月25日(火) 18時00分

ゴットフルールはスピードと瞬発力ともに十分


 先日の朝日杯FSで2着したクリノガウディーはホープフルSに登録したものの、ローテーション(中1週)の関係もあり、同レースを見送り、シンザン記念に駒を進める予定。

「朝日杯FSではかなり引っ掛かっているように見えたかもしれないけど、まだ後肢がしっかりしてないぶん、ハミを頼って走るから、より、そう見えるのかもしれない。いずれにしろ4コーナー手前で他馬と接触するシーンがありながらも、ラストは伸びた。よく頑張ってくれたと思う。今後、鍛えていけば距離は保つようになるはず」と藤沢則師は将来を見据える。

 今後はシンザン記念(1600m)→スプリングS(1800m)→皐月賞(2000m)のローテが基本線か。少しずつ距離を延ばし、適性を見極めていく。

 一方、今年の最終日となる阪神でも有力新馬がデビューする。矢作厩舎のディスモーメント(牡、父ディープインパクト、母カホマックス)は20日の栗東CWコースで6ハロン=60秒4、ラスト1ハロン=12秒3の好時計をマーク。調教では軽快な動きを見せている。

「タイプ的には初戦向きじゃないけど、追う毎に動きが良くなり、進歩してきている感じ。気性も素直で乗りやすい」と同調教師。デビューは28日の芝2000m戦。馬体重はディープ産駒にしては大きく、500キロほど。鞍上は坂井瑠騎手を予定。

 武英厩舎のゴットフルール(牝、父ハービンジャー、母ダノンフローラ)も同レースに出走(四位騎手を予定)。馬体重は480キロくらい。

「まだ気性面の幼さはあるけど、スピード、瞬発力は十分。それに折り合いも付くから距離面の融通も利きそう」と田中助手。母のダノンフローラは新馬勝ち後、僅か4戦で引退したが、将来を嘱望された素質馬。本馬も動きは良く、23日の坂路追いでは4ハロン=53秒8の時計をマーク。古馬を追走して追いつき、互角以上の走りを見せている。初戦から動けそうなタイプ。

 そして28日のダート1800m戦にも実力馬が参戦する。南井厩舎のスマートフルーレ(牝、父ゴールドアリュール、母ベルエアメイダン)は先週の新馬戦で2着したアスタールビーに調教で先着している馬。

「乗り込み量は十分だし、動きもいい。気性も素直なので、初戦から楽しみ」とは同調教師。牝馬ながら馬体重は500キロほど。一歩一歩が力強く、ダート適性は高そう。しかも大型馬特有の重苦しさもない。和田騎手でデビュー。

 五十嵐厩舎のタマモアポローン(牡、父アポロキングダム、母タマモマナムスメ)は血統こそ地味だが、けいこの動きは抜群にいい馬。実際、19日の坂路では4ハロン=51秒9、ラスト1ハロン=12秒4という好タイムを叩き出している。

「母系は気難しさのある血統だけど。この馬は問題ない。併せ馬をしっかりと積んで、けいこ時計も上々。楽しみ」と同師。馬体重は500キロ程度。北村友騎手でデビュー予定。

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