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最近は前走GI組の勢力が弱まっているシンザン記念

  • 2019年01月04日(金) 18時00分

GII・GIII組や500万組の好走が目立つ


 以前のシンザン記念は朝日杯の負け組が出てきてそれなりに結果を出していたが、最近は前走GI組の勢力が弱まっており、そのぶんGII・GIII組が好走したり、500万組が穴をあけたりしている。

 今回人気が予想されるアントリューズも前走500万条件組。人気薄ではないので馬券上の妙味はないが、格負けの心配は少ない。関東馬は過去10年で8頭出走して[2-1-0-5]。意外に通用しており、この馬にとっては心強いデータだ。

 GII・GIII組ではハッピーアワーに期待したい。短めの距離から使われはじめたが、マイルもそれなりにこなした。今回は前走で先着した馬も上位人気になるメンバー構成。内寄りの枠からロス無く進めて勝ち負けに絡みたい。

 ドナウデルタはその良血ぶりから期待されて上位人気に推されそう。半兄イシュトヴァーンも使われるごとによくなったタイプだし、レースを重ねるうちに先着できなかった馬に先着できるようになる可能性はある。ただなにぶん目立つ血統で、先物買い的に人気になってしまうのは、馬券的には歓迎できない。

 ゴータイミングも血統で売れすぎてしまうタイプ。デビュー勝ちが重馬場でのものだったし、京都かつ良馬場になったときに決め手でどこまで走れるか。ジェニアルも本格化に時間がかかったし、現時点ではまだファンの期待が先行しているように見える。

 ヴァルディゼールは新馬戦の内容が完勝。後から思えば多少相手が楽だった感じもするが、自身のパフォーマンスは及第点以上のものだった。ここはオープン好走馬が多いわけでもないので、重賞でも一気に勝ち負けに絡んできても不思議ではない。

 ニホンピロヘンソンは朝日杯の大敗で人気を落としそうだが、オープン特別勝ち馬が人気薄になるならもう一度くらいは狙ってみたいようにも思う。ルーラーシップ産駒だけに、丸っきりの短距離馬ということはないだろう。

 ミッキーブリランテは2戦目で変わり身を見せた。上がり勝負になると分が悪いが、前半が流れてくれればここでもチャンスはある。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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