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【京都記念】渋化馬場でジリ脚持続型にチャンス到来 ハイペリオン的重厚スタミナがモノを言う

  • 2019年02月03日(日) 18時00分
京都記念は渋化馬場になることが多く、ここ5年でみても18年が重、17年が稍重、16年が重、14年が稍重。サトノクラウンやクリンチャーやデスペラードのような、瞬発力は並でもパワーや持続力に富む馬にとってはチャンス到来のレースだ。サトノクラウンの父の母系やクリンチャーの母系やスマートレイアーの母父の母系に入る重厚なスタミナの血、ウェルシュパジェントとかオリオールとかエラマナムーといったハイペリオン的スタミナの血が勇躍するレースともいえる。(解説:望田潤)


ステイフーリッシュ
 ブラックホークやピンクカメオの甥で、母カウアイレーンはクイーンS3着。ステイゴールド×キングカメハメハはインディチャンプやスプマンテと同じで、牡なら高確率で走る配合だ。体型や走りはステイとキンカメが強く、牝系のマイラーっぽさはあまり感じさせない。母譲りの機動力も兼備しているので、近走を見てのとおりコーナー4つの内回りの中距離が合っているのかも。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○

ダンビュライト
 ラブラドライトやモルガナイトの弟で、アロンダイトの甥で、マリアライトやリアファルやクリソライトのイトコ。このキャサリーンパーの牝系はパワーとスタミナが自慢だ。

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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