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【騎手のGIコース解説】ノンコノユメと連覇へ!フェブラリーS2勝の内田博幸騎手が東京ダ1600mを解説(無料公開)

  • 2019年02月11日(月) 18時01分
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▲フェブラリーSを過去2勝の内田博幸騎手 (撮影:下野雄規)


新しい年の最初のJRA・GIレースであり、上半期のダートチャンピオンを決める一戦としても定着しているフェブラリーS。2009年サクセスブロッケン、2018年ノンコノユメと過去に2勝を挙げている内田博幸騎手に、舞台となる東京ダート1600mの特徴、攻略の秘訣を聞きました。

(取材・構成:藤井真俊)


力の抜けた馬に乗っていたのなら外枠がいい


――日本一大きなコースのワンターン競馬。東京ダート1600mは有利不利の少ない舞台設定に思えますが、ジョッキーはどういう部分を心がけて乗っているのですか?

内田 おっしゃる通り各馬が力を発揮しやすい舞台です。そんな中でも気をつけているのは馬場状態…ダートの質の見極めですよね。乾燥しているのか、湿り気があるのか。とくに2月の東京は凍結防止剤も入るので、より慎重に見極める必要があります。

――どのようにして見極めるのでしょう。

内田 自分でレースに乗ってみての感覚もありますし、全体的なレース傾向もチェックします。今日は前がなかなか止まらないな、とか、結構差しが利くな、とか。ただそこにとらわれすぎてもダメ。やはり1番は馬の脚質だったり、個性ですから。馬の本質を大事にしたうえで、馬場傾向も足していくイメージですね。

――枠順の有利、不利はありますか。

内田 基本的には外すぎず、内すぎず…真ん中あたりでしょうか。どうしても外だと距離ロスがありますし、内だとちょっとしたアクシデントがあるだけで、後手に回ってしまうリスクがあるので。ただこれは力が拮抗していた場合の話で、例えば力の抜けた馬に乗っていたのなら、外がいいかな。不利なく進めやすいですからね。

――サクセスブロッケンで制した2009年のフェブラリーSは8枠15番でした。

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▲2009年のフェブラリーS、6番人気のサクセスブロッケンで勝利 (撮影:下野雄規)


内田 レコードタイムで勝ったように、あの馬は力がありましたからね。外枠からそのまま先行して押し切ってくれました。他馬のプレッシャーも受けることなく、気分よく進められましたし、まさに外枠が奏功したケースと言えるでしょう。

――昨年のノンコノユメは6枠12番でした。

内田 ノンコは追い込み脚質ですから、こちらも真ん中より外の枠で良かったです。ただそれ以上に昨年は展開がうまくハマりました。あの日は結構、前が残るケースが多くて、それを受けてかフェブラリーSもみんな前がかりになって、かなりペースが速くなったんですよね。ただ自分はさすがにペースが速いと思ったし、馬を信じて我慢したんです。もちろん馬の調子が良かったこともありますし、すべてがピッタリ噛み合いましたね。

――今年もノンコノユメとのコンビで参戦。連覇の期待がかかります。

内田 1週前となる6日(水曜)に美浦のダートコースで追い切りに跨りましたが、いい動きでしたね。ウッドチップではそう目立たないタイプなんですけど、やはりダートだと違いますよ。簡単ではないと思いますが、今年もいい結果を残したいですね。

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▲昨年に続き、ノンコノユメとの連覇への期待がかかる (撮影:下野雄規)

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