NARグランプリ2018表彰式&祝賀パーティに豪華な顔ぶれ
「人生最大のサプライズ」にビックリ!
2月25日(月)に行われたNARグランプリ2018表彰式&祝賀パーティ。今年も私は司会を務めさせていただきました。
今回は、年度代表馬に選ばれたキタサンミカヅキのオーナー・北島三郎さんや、日本の最多勝記録を塗り替えて特別賞を受賞した的場文男騎手らがご登壇。とても豪華なステージになりました。
北島さんには表彰式と祝賀パーティでお話を伺いましたが、さすがに日本を代表する大物歌手の方だけあって、“声の力”が違いましたね。
なにしろ、インタビューアーの私と北島さんとの間は、わずか数十センチほど。北島さんの舞台公演で客席の最前列に座ったとしても、そんな距離には近づけません。そこから聞こえてくるナマの声というのは、テレビから伝わってくるものとはまるで違いました。
北島さんは御年83歳。園田競馬の吉田勝彦アナウンサーと同学年です(北島さんは1936年10月、吉田さんは1937年2月のお生まれ)。おふたりはかなり前から親しくされているそうですが、その年齢になってもまだまだ至ってお元気。同じように声を発する仕事をしている者としては、うらやましくもあり、また、頭が下がる思いがします。
お元気、といえば、的場騎手もそうです。的場さんにも表彰直後と祝賀パーティの途中に舞台上でインタビューしました。
私が「今後、いつまで現役を続けますか?」というような質問をぶつけると、返ってきたのは「ファンのみなさんからいまだに『的場、ガンバレ!』という声援をいただくんですよ。その声援がある限り、続けたいですね」との答え。「もう日本記録を更新しちゃったので、そろそろ・・・」なんていう弱気な発言は一切ありませんでした。去年だって年間100勝以上の勝ち星を挙げているくらいですからね。それも当然と言えば当然なのかもしれません。
ところで、今回の祝賀パーティではたいへんなサプライズがありました。実はその冒頭、乾杯に先立つ形で「理事の挨拶」が新たに“挿入”されたのです。これは過去20数年間の式次にはなかったことでした。
「今回からそういうふうにしたのかな」と思っていたところ、登壇された川崎理事(当サイトで連載している『地方競馬会議室』の第2回でお話を伺った方です)に、いきなり「2018年度JRA賞馬事文化賞を受賞された矢野吉彦さんです」と紹介されちゃったんです。そして、一緒に司会をしている小島友美さんから、ステージ上で花束を贈呈されました!
いやいや、これぞまさに“寝耳に水”。台本読み合わせの段階から本番のその時まで、そんなセレモニーがあるなんて、一切知らされていませんでしたからね。
これ、今までの人生の中で一番驚いたこと、と言っても過言ではありません。実にうれしいサプライズ。仕掛けてくださったみなさん、どうもありがとうございました!!!