GI馬5頭を含む豪華メンバーが揃い、見応え十分のレースを期待!!/金鯱賞
こんにちは、むねひろ よしたかです。
ここ2週のWIN5が凄いことになっています。先々週が1票のみの的中で、その配当は4億7180万9030円。先週は的中者なしで、4億6498万5570円がキャリーオーバーとなりました。今週は勝負の週となります。
人気を見ると、(2・15・12・11・5番人気)・(7・14・5・13・8番人気)でした。
WIN5は、どのあたりの配当をターゲットにするのかというのが大きなポイントとなります。1レース荒れならば100万円・2レース荒れならば1000万円・3レース荒れならば1億円が期待出来る配当となります。しかし、ここ2週を見ると単勝1桁の10倍以下の馬は、先々週は2頭・先週は1頭しか絡んでいません。特に、先週は単勝万馬券の超人気薄が2頭も勝っていますが、それが共にOP特別だったというのが驚くべき点です。単勝万馬券はキャリアの薄い新馬戦や未勝利戦で比較的多く見られるのが一般的。多くのレースキャリアがある馬同士の戦いである上のクラスに行けば行くほど、その頻度は下がります。これはキャリーオーバーになっても仕方のない結果と言えますが、それでも最後のレースで7票も残っていたことは凄いことだと思います。
私は各レースの「波乱度」というのを理論的に分析していますが、その手法は以下の通りです。
1〜3番人気の馬を“人気馬”とし、その“人気馬”が馬券に絡む頻度で「波乱度」を測ります。
“人気馬”が『3』着までの馬券圏内に全く絡まないレースは、年間を通して5%程度しかありません。それだけに、穴馬券を狙いたいという気持ちが根底には強くあっても、闇雲に穴馬を軸にして馬券を買えば的中率は下がってしまいます。回収率を上げる方が大切なのは当然なので常に一発逆転を狙うという姿勢も悪くはありませんが、人気馬を軸にしてヒモ穴馬券を狙う「人気馬ありき」のレースと考えるスタンスも、資金を抑えることが出来るという面で時にはかなり有効となります。それは、人気馬同士の安い配当の馬券を自然に省くことが出来るからです。(トリガミというのは、オッズをよく見ていないか、買い方に問題がある場合に起こるものです。)
穴馬を軸にする「穴馬ありき」のレースで驚愕高配当までを狙うスタンスで的中すれば最高にスカッとしますが、常にそのスタンスで臨むのは相当な我慢強さが必要ですし危険です。
私は、「波乱度」をA〜Eまでの5段階で設定しています。“人気馬”が3頭とも馬券に絡みそうな場合を(波乱度E)とし、“人気馬”が2頭絡みそうな場合を(波乱度D)・(波乱度C)、そして人気馬が1頭以下しか絡まないという見込みが(波乱度B)・1頭も絡みそうもない驚愕配当まで期待出来そうな際が(波乱度A)です。
詳しくは、拙著『馬券の買い方の教科書』(ガイドワークス)をご一読頂きたいのですが、このnetkeibaでも地方競馬の予想では各馬のキャラクターの詳細説明の下に推奨買い目と一緒に「波乱度」を掲載していますので、そのレースの荒れ具合をどうジャッジしているのかを参考にしてもらえればと思います。
◆金鯱賞
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