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【無料】休み明け緒戦の人気勢の牙城を、使われた組がどこまで崩すかが見どころ!!/大阪杯

  • 2019年03月28日(木) 19時00分
 こんにちは、むねひろ よしたかです。

 今週は日曜日の大阪杯だけでなく、ドバイワールドカップデーも大きな目玉となります!!

2R ゴドルフィンマイル<G2>(ダ千六)
(21時15分)ノンコノユメ

5R UAEダービー<G2>(ダ千九)
(23時05分)デルマルーヴル

6R ドバイゴールデンシャヒーン<G1>(ダ千二)
(23時40分)マテラスカイ

7R ドバイターフ<G1>(芝千八)
(24時20分)アーモンドアイ・ヴィブロス・ディアドラ

8R ドバイシーマクラシック<G1>(芝二四一)
(25時00分)シュヴァルグラン・スワーヴリチャード・レイデオロ

9R ドバイワールドカップ<G1>(ダ二千)
(25時40分)ケイティブレイブ

 以上6レースに計10頭の日本馬がスタンバイ。最初の2レースを除く4レースが馬券発売の対象となります。

 1週間で5つものG1レースの馬券を買うことが出来る素晴らしい週末を、大いに楽しみたいですね!!

◆大阪杯

ターゲット馬→キセキ

(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


 ジャパンCの1000m通過タイムの59.9秒は早いものではありませんでしたが、そこからペースを一切緩めることなく最後の残り1ハロン(12.0秒)以外の千二〜二二まで全てで11秒台を刻みました。この優秀なラップがあったからこその2:20.6というとんでもない世界レコード樹立です。

 勝ったアーモンドアイの強さは歴史に残るとんでもないレベルのものですが、0.3秒差に踏ん張り、『3』着のスワーヴリチャードに0.6秒の着差を付けた同馬の強さも相当なものです。

 このジャパンCの激走を含み、昨秋は4戦。3つのG1を全て使う馬も珍しくなった今の時代に、毎日王冠まで使っての4戦は流石に応えたことでしょう。それが現れたのが有馬記念での直線の失速です。同情の余地は大いにあります。

 それだけに、今回は3ヶ月間ですがレース間隔を開けてリフレッシュされた効果が期待出来ます。直線の短い内回りコースは脚質的に歓迎出来ますし、天皇賞(秋)の内容を見ると二千の距離も許容範囲内です。

ターゲット馬→ブラストワンピース

(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


 昨春は皐月賞をパスし、日本ダービー一本に絞られましたが0.2秒差・『5』着。秋の菊花賞でも0.4秒差・『4』着と、クラシックでは馬券圏内にも食い込めない凡走に終わりましたが、暮れの有馬記念で古馬相手に戴冠。

 前述の2レースが二四・三千の距離に敗因を感じていただけに、小回りコースだったとはいえ二五をクリアしたことも大きな意義がありますし、また成長が著しいことも示しました。天皇賞(秋)を非常に強い内容で勝ったレイデオロを退けたことは高評価に値します。

 今回は距離が二千になりますが、3走前の新潟記念がムチも使わずに古馬を圧倒する舌を巻く強さ。むしろプラスに働きそうですし、当時の1:57.5から時計勝負も心配要りません。

 また、直線の長いコースに越したことはないでしょうが、有馬記念で中山をこなしているので阪神内回りコースも問題ありません。あとは、前半の位置取りがかなり後方からになる可能性があるだけに、極端な前残りにならなければ。

ターゲット馬→ワグネリアン

(c)netkeiba.com


 デビューから3連勝で挑んだ弥生賞でダノンプレミアムに0.2秒差を付けられて初めての敗戦を経験。続く皐月賞では0.8秒差・『7』着と崩れる結果に。中山二千のこの2走を見ると直線の短い小回りコースは合っていないことが分かります。

 今回の阪神二千も非常に似た形態だけに、舞台設定に大きな不安があります。日本ダービーは二四の距離を懸念される声もありましたが、外枠の不利も吹き飛ばして世代頂点に昇り詰めました。神戸新聞杯も二四での勝利。皐月賞で先着されたエポカドーロに2走連続で先着し、ブラストワンピースにもダービーで先着。強い4歳世代でもトップの力を持っていることを再認識させました。

 その後は天皇賞(秋)を目標にされていましたが、本来の動きでないということで回避。しっかり立て直したことで『ひと回り成長した体で帰厩。』という陣営のコメントはありますが、6ヶ月というレース間隔はこの出走馬中で最も長いもの。いきなりから相当強いメンバーが揃っただけに、ここは気になります。以上2つの課題をクリアすることが出来れば。

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日本屈指の理論派で、高配当馬券に注目する“競馬穴リスト”。馬場レベルを基本とする『激走レンジ<range>』を駆使するのは既に有名だが、『馬券の買い方』についてもこれまで世になかったメカニズムを発表し、第一人者となる。グリーンチャンネル『KEIBAコンシェルジュ』でも活躍中。主な著書に『同じ予想でプラスになる人、ならない人』など。
公式ホームページ名は『ムネヒロネット』。

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