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高松宮記念の振り返り、そして大阪杯

  • 2019年03月29日(金) 12時00分

ダノンスマッシュは将来GIをとれる器


 完全なる花粉症かな…。

 病院には行っていないので断定はできないのですが、先週あたりから朝のトレセンで目があけらないほどの痛みと涙。

 そして今週は眼鏡をかけて取材をしていたものの、鼻はつまり、目は涙。「コケシ」「タニシ」と表現されてきたほどの細い目なのに、眼鏡をかけても眼が痛いなんて…。

 帰宅後、顔を洗い衣服を着替えるとだいぶ楽に。やはりこれは花粉なのでしょうね。知人曰く、今は檜とか。一度、病院で検査&薬を処方してもらった方がいいのかしら? 悩みどころです。

 さて先週の高松宮記念ですが、レース後、「全ての条件が揃っての今回だったから、ここで結果をださなければ」と話されていた藤原調教師。確かに距離短縮&左まわり&内枠有利の馬場コンディションとプラスの条件ばかり。そしてその条件を活かす素晴らしい騎乗振りを見せた福永騎手。藤原師も100点の騎乗と喜ばしい表情でした。

 一方のダノンスマッシュですが、4コーナーでの手応えから突き抜けると思われました。やはり、そのあたりが内・外の馬場の差もあったのかな? と…。

 と同時に、当日のパドックの姿に、まだまだトモのボリューム感が増していく途上な気も。それだけに今後のノビシロがさらに期待できる気がしますし、近い将来G1は取れる器だと感じます。

 さて今週は大阪杯となります。

 気になるのはブラストワンピース。

 先週、高知競馬で一緒になった池添騎手が、「今までの1週前追いきりと違う。凄く良い」と、本当に嬉しそうな表情でした。

 以前の1週前というと、少し太いかな? と思えるケハイに映りましたが、今回はスッキリ。しかもドラム缶的な体型もあって、動きたい時にスパッと動けないタイプに思えましたが、今ならばジョッキーのゴーサインにスッと反応できそうな雰囲気。

 ゲートの課題がないとは言えないですが、この馬のことは池添騎手が手の内に入れており、思いも強い馬。期待したいです。

 栗東からは、キセキが秋の疲れがないか? 気持ちがどうか? 気になりましたが、担当の清山助手は、「立ち上がりが毎日王冠前とは違う。状態を見極めて、ここを始動としたと同時に、ここで良い勝負ができるデキにもってくることができた。体重も増えていて、やる毎に膨らんでいく」と、心身共に秋を引きずっていないと。

 注目すべき点は、返し馬でしょう。

 いつも休み明けは前向きすぎてしまう所がある馬、それだけに鞍上と巧くコンタクトがとれているか? それがレースでのリズムに繋がるので、皆様、返し馬のチェックを。

 また追いきり後に惚れてしまったのがペルシアンナイト。そしてサングレーザーもようやく大人のオトコに。まだ迷います…。

 それでは皆さん、週末は競馬場でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。

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愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。

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