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【無料】クラシックの王道を歩ませたいファルコニア

  • 2019年04月07日(日) 18時00分
netkeibaでは毎年GW明けに公開している「POGマル秘リスト」を、今年は注目馬をピックアップした形で先行公開。今週からは3週に渡って中位クラスで指名したい馬を紹介します。

今後の公開スケジュール予定
3/10、3/17、3/24:ドラフト下位で指名したい馬
3/31、4/7、4/14、4/21:ドラフト中位で指名したい馬
4/28、5/12、5/19:指名すべき!馬
5/19、5/26:反則してでもとりたい!馬


ファルコニア

牡/栗東・角居勝彦厩舎

ファルコニアの血統表

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 母はアイルランドで2勝、北米に舞台を移し、Gl・アメリカンオークスなど4勝を挙げた。二番仔カーロバンビーナ(父ディープインパクト)は1勝。三番仔の現3歳トーセンカンビーナも、早い時期に1勝をあげている。兄姉たちと全体的な雰囲気は似ており、首のラインや皮膚の薄さは産駒一番といっていい。気性は血統馬らしく繊細、だが2歳を迎え470キロに身体造りができており、クラシックの王道を歩ませたい一頭。


レシステンシア

牝/栗東・松下武士厩舎

レシステンシアの血統表

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 母は亜6勝、芝2200mのGl勝ち。母系はアルゼンチンの名族。半兄のミッキーブラック(父ブラックタイド)は、新馬・芙蓉SをV2。引っかかり癖が顔をのぞかせ、ニュージーランドTからマイル路線に転向したが、この馬の父はダイワメジャー。桜花賞を想定に入れたマイル戦を前提に置くなら、配合はピタリ。馬体は雄大、性格も普段は大人しく、負荷を課すだけそれにこたえる体力がある。


ウインフロレゾンの2017

牡/美浦・大竹正博厩舎

ウインフロレゾンの2017の血統表

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 母は2勝、母の姉妹シャトーブランシュはマーメイドS勝ち。一番仔ベルフロレゾン(父クロフネ)は1勝、本馬は三番仔。父がハービンジャーにかわり、毛色やスタイルのまったく違う青毛馬が出た。ハービンジャー産駒で大竹厩舎、馬主はシルクとなると、ブラストワンピースの名前が出てくるが、同じハービンジャー産駒ながらサイズは460キロ前後。マイルあたりから使い出す可能性も考えられる。牧場で15秒を切るタイムを出し、育成の動きはトップレベルという。


エブリワンブラック

牡/栗東・武幸四郎厩舎

エブリワンブラックの血統表

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 次男ショウナンバッハ(父ステイゴールド)は、現役4勝・中日新聞杯2着。一つ下の弟キタサンブラック(父ブラックタイド)が、Glのスターダムに現れるのとほぼ同時に頭角を現した。キタサンブラックだけが特別な訳ではなく、母系は優良。毛色は兄より明るい鹿毛、セレクトセールの落札価格は1億4500万。2歳3月には480キロ台くらいに成長している。体型的にまだ幼く、兄たち同様、本格化には何段階かステップを踏む必要があるが、クラシックロードと合致することを願う。


ピースフルタイム

牡/美浦・堀宣行厩舎

ピースフルタイムの血統表

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 母はフランス4勝。芝1600mのGll、Glllを勝ち、渡英しGl・ファマスS3着という良績を残した。活躍の舞台は6~8Fのスピード系。父はクイーン・アンS、インターナショナルSなどGl優勝、サイアー入りして初年度からGlウィナーを送り出している。その父ウォーフロントは、種牡馬ダンジグを代表する後継者。アメリカのGl戦線で一大勢力を築いてきた。重心は低く、力感あふれ、若い時から身体に芯が通っており、筋肉の構造もわかりやすい。クラシックというより、7~8Fを主戦場とした、スピードと俊敏さがウリ。

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牧場での評判や血統からPOGで指名したい2歳馬情報をお届けしていきます。

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