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【フローラS】ディープ産駒は人気のわりに不振 馬格のない馬は疑ってかかりたい

  • 2019年04月14日(日) 18時00分
昨年はサトノワルキューレが豪快に差し切って1人気に応えたが、ディープインパクト産駒は20頭が出走し[2-1-2-15]だから芳しくはない。上位人気に推されたディープ産駒の成績をみると、サトノワルキューレ1人気1着(446キロ)、デニムアンドルビー1人気1着(432キロ)、エバーブロッサム2人気2着(466キロ)、フローレスマジック2人気3着(452キロ)、サラキア2人気4着(430キロ)、ビッシュ1人気5着(404キロ)、イサベル2人気7着(450キロ)、オハナ3人気14着(416キロ)。小さなディープが上位人気に支持されていたら疑ってみる手だ。(解説:望田潤)


アモレッタ
 アーリントンミリオン(米G1・芝10F)勝ちデビュッシーやプリンセスエリザベスS(英G3・芝約8F)勝ちラフアラウドの姪で、ベルメッツやレッドディザイアなども同牝系。ディープインパクト×ケープクロスはミッキージョイと同じだが、こちらは母系の重厚さを受け継いだ中距離馬。母のネヴァーベンドクロスの影響で立ち肩で、斬れのある走りではないので東京向きかは微妙なところ。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース△

ヴィエナブロー
 BCフィリー&メアターフ(米G1・芝11F)勝ちのシスターチャーリーのイトコ。父キャメロットは

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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