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金子氏所有で期待高まる桜花賞馬レジネッタの6番仔

  • 2019年04月28日(日) 18時00分
netkeibaでは毎年GW明けに公開している「POGマル秘リスト」を、今年は注目馬をピックアップした形で先行公開。今週から指名すべき!馬を紹介していきます。

今後の公開スケジュール予定
3/10、3/17、3/24:ドラフト下位で指名したい馬
3/31、4/7、4/14、4/21:ドラフト中位で指名したい馬
4/28、5/5、5/12、5/19:指名すべき!馬
5/19、5/26:反則してでもとりたい!馬


レジネッタの2017

牡/美浦・国枝栄厩舎

レジネッタの2017の血統表

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 馬体を躍らせ、母は桜花賞一気差し。2400mのオークスも3着に頑張り、スタミナもそれなりに備えていた。初仔〜5番仔は1〜3勝級。よくなるかなと思ったところで足踏みし、体重や精神面のコントロールに気を遣うタイプが多かったが、6番仔は父にロードカナロアを得て、480キロ前後と肉厚ながら、心身ともに欠点が少なく出た。カナロアは母系の力や母の実績をダイレクトに伝える。母はGI馬、国枝調教師もアーモンドアイ級のGIの期待をしたくなるのは当然? セレクトセールの落札価格は1億1千万、金子氏の眼力には恐れ入る。

ヴィルシーナの2017

牡/厩舎未定

ヴィルシーナの2017の血統表

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 母はヴィクトリアマイル連覇、闘志のGIマイラー。切れ長の鋭い目をしていたが、長子ブラヴァスも気が強い。育成段階でも実戦でも、脚を突っ張たりするレースなどあり、どこか大きくなり切れないでいる。近親シュヴァルグランも、JCを勝ったのは5歳秋だった。二番仔も本格化の軌道は、たぶんゆっくりめ。しかし瑞々しい肌艶を常に保ちつつ、育成段階は470キロ前後で推移。我の強さを抑え込みコントロールが効くようになっている。8月前あたりにデビューを想定、昨年指名した方は今年もぜひ。

スパングルドスター

牝/美浦・藤沢和雄厩舎

スパングルドスターの血統表

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 日本で走った一番仔ソウルスターリング(父Frankel)は、阪神JF快勝。オークスを2分24秒1の快記録での圧倒は記憶に新しい。次女シェーングランツも、アルテミスSを1分33秒7で外強襲。東京コースは一族の華舞台。桜花賞戦線は苦労したが、オークスで姉同様の変身があるかもしれない。三女の父もディープ。性格は姉たちよりも素直で体型はコンパクト、各パーツにゆるみが少なく、加速もスムーズ。北海道デビューに向け、育成も早い組にいる。

サトノパシュート

牡/厩舎未定

サトノパシュートの血統表

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 母は亜アルゼンチン1000ギニー(GI)優勝など海外3勝。初仔キャンディスイート(父ヴィクトワールピサ)は、デビュー5戦目、中山1800ダートで未勝利を脱出。2番仔の父はディープインパクト、シルエットも姉とは異なり、毛色は鹿毛から黒鹿毛へ。セレクト時の購買梅価格は1億4千万、里見氏にハンマーが落ちた。春半ば、本格的に調教をペースアップ。追うたび時計を短縮、デビュー時期が具体的に見えてきた。

タイタンクイーンの2017

牝/栗東・松永幹夫厩舎

タイタンクイーンの2017の血統表

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 ストロングタイタンは鳴尾記念優勝。二番仔ミラアイトーンは、今年3月に準オープン勝ち。長期休養を余儀なくされ昇進に時間がかかったが、秋はスプリンターズSも面白い。本年の父はオルフェーヴル。これまでとはまたシルエットが違うが、皮膚は薄い。四肢の運びも柔らか。スタミナとパワーを兼備。調教も与えられためメニューを楽々消化、もう一段上の負荷にもすぐに応えられそうだ。兄たちは何故か夏場走る。デビュー時期が6〜9月だとありがたい。

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牧場での評判や血統からPOGで指名したい2歳馬情報をお届けしていきます。

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