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【NHKマイルC】昔からデピュティ持ちが好走 ダンジグ持ちも5年連続連対中

  • 2019年04月29日(月) 18時00分
NHKマイルCは昔からデピュティミニスター系の血を引く馬が好走するレースで、最近も父クロフネのアエロリットとクラリティスカイが勝ち、母父フレンチデピュティのレインボーラインとミュゼスルタン、母父ゴーストザッパーのギベオンと毎年馬券に絡んでいる。他ではケイアイノーテック、メジャーエンブレム、ミッキーアイル、ギベオン、リエノテソーロ、ロードクエスト、アルビアーノと、ダンジグの血を引く馬も5年連続で連対している。(解説:望田潤)


アドマイヤマーズ
 母ヴィアメディチはリウレイ賞(仏G3・芝1600m)に勝ち、母父メディチアンはエクリプスS(英G1・芝約10F)に勝った。クロスがヘイロー3×5・5で、母系にアリシドンやルファビュリューが入り、母父が中距離型という堂々のダイワメジャー黄金配合だ。皐月賞は2000mで折り合いを気にしたのか消極的な運びだったが、マイルのHペースならばメジャーエンブレムのように正攻法でねじ伏せたい。
距離○ スピード◎ 底力◎ コース○

イベリス
 ベルカントの半弟で、近親にクイーンズランドオークス2着ラスサラーなどが出る牝系。母父ボストンハーバーは北米2歳チャンピオン。カナロア産駒は追って味があるタイプが多いが、本馬はベルカントやクロコスミア同様、ボストンハーバーの軽いスピードが母父に入るのでフワッと先行する脚質になった。体型からもベストは1400mと思われるだけに、ここはできるだけスローに落として先行したい。
距離○ スピード◎ 底力○ コース○

ヴァルディゼール
 ゴットフリートやマデイラの甥。セックスアピールにさかのぼる名牝系で

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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