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春先から上昇中!超A馬級に近いサンクテュエール

  • 2019年05月05日(日) 18時00分
netkeibaでは毎年GW明けに公開している「POGマル秘リスト」を、今年は注目馬をピックアップした形で先行公開。今週も指名すべき!馬を紹介していきます。

今後の公開スケジュール予定
3/10、3/17、3/24:ドラフト下位で指名したい馬
3/31、4/7、4/14、4/21:ドラフト中位で指名したい馬
4/28、5/5、5/12:指名すべき!馬
5/19、5/26:反則してでもとりたい!馬


サンクテュエール

牝/美浦・藤沢和雄厩舎

サンクテュエールの血統表

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 母は北米8勝(バレリーナS)。1番仔ジークカイザー(父ディープインパクト)は、現役4勝。2番仔はウッドワードS、ターフクラシックを優勝し、3月のドバイワールドカップでも話題を集めた世界のヨシダ(父ハーツクライ)。5番仔にはディープを配合、すらりとした背中と四肢のラインは血統馬ならでは。成長曲線はゆっくりめと思われていたが、3月前後、あっという間に状態は急上昇。追うたび毛艶が冴え、馬体に超A馬級に近い雰囲気を漂わせてきた。

デゼル

牝/栗東・友道康夫厩舎

デゼルの血統表

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 母は仏6勝、仏オークス、仏1000ギニーを制した仏牝馬クラシック二冠馬。1番仔は、母の姿形をそのまま受け継いだ青鹿毛。本年の社台RHの目玉牝馬として早くから話題沸騰。1歳暮れアクシデントが発生し、再募集という経緯を経てきたが、能力にほぼ陰りなし。デビュー時期と本格化はデリケートになるのは仕方ない。ただ、まともならドライチに値するエース格を、指をくわえて見ている手はない。指名リストの上位3〜5番手要員としてメモ。

リッスンの2017

牡/栗東・武幸四郎厩舎

リッスンの2017の血統表

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 2番仔タッチングスピーチ(父ディープインパクト)は、ローズS優勝、エリザベス女王杯3着。ムーヴザワールドは共同通信杯3着、現3歳サトノルークスは、皐月賞に駒を進め、ダービーに備えている。7番仔のセレクト落札価格は2億520万円。馬体はコンパクト、性格よし。育成段階でも手がかからない。GIは微妙ながら、クラシックロードに迂回なく進めそう。武幸四郎厩舎に預託予定。主戦はたぶん武豊?

ピラミマの2017

牝/美浦・藤沢和雄厩舎

ピラミマの2017の血統表

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 2番仔はバンドワゴン(きさらぎ賞2着)、5番仔はスワーヴリチャード(大阪杯)、全姉ルナステラ(父ディープインパクト)は現4歳で1勝。全姉とほぼシルエットは同じ、ただサイズはひと回り大きく、腹構えも厚みがある。姉は15-15を順調にクリアできるまで、助走期間を設けなければならなかったが、ノーザンFの精鋭たちと同じ育成メニューを、ケロリとした顔でこなせている。8割の完成度でも新馬は勝っておきたい。そのあとどうローテを組むか。悩みは贅沢?

リリレフア

牝/栗東・矢作芳人厩舎

リリレフアの血統表

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 3番仔はリスグラシュー(父ハーツクライ)、昨年のエリザベス女王杯で念願のGIタイトルに手が届いた。そこが終着点ではなく、昨年暮れの香港ヴァーズを2着。金鯱賞はダノンプレミアムを相手に2着と、GI馬の底力を改めて示した。リリサイド産駒は6頭目の本馬まですべて牝馬。やや敏感質な仔が多く、リスグラシューも牧場時代から4歳秋まで、デリケートな部分を抱えていたが、父にロードカナロアを得て、本馬の性格はおっとりめ。若干腰が高く、首や胴回りは厚い。少し体型は異なりマイラーに出たが、育成段階の動きや脚捌きの俊敏さは姉と同列。デビュー時期も選ばない。

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牧場での評判や血統からPOGで指名したい2歳馬情報をお届けしていきます。

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