スマートフォン版へ

【5日(日)東京】テン乗りで魅せた!ファンを唸らせた大野騎手の新境地

  • 2019年05月09日(木) 18時01分
哲三の眼

▲テン乗りで勝利した大野拓弥騎手 競馬通も思わず唸る騎乗とは…(撮影日は2018年9月8日、撮影:下野雄規)


今週哲三氏の目を引いたのは、5日の東京6Rでメイショウアテンをおよそ1年ぶりの勝利に導いた大野拓弥騎手。今回がテン乗りのなか、道中追っつけながらも、これまでとは違う先行策を見せる気持ちのこもった騎乗を披露しました。新たな一面が求められる状況で、自分の意思をきちんと馬に伝えしっかり体現する手腕は、「大野騎手ならやってくれるのでは」という競馬通の期待にも応えるさすがなもの。結果を残すだけでなく、ファンも魅せるファインプレーに迫ります。(構成:赤見千尋)

乗り替わりでも、スタート直後から感じられた強い意志


 今週注目したレースは日曜日の東京6レース。大野(拓弥)君騎乗の6番人気メイショウアテンが好位から差し切って、昨年の5月5日以来、ちょうど一年ぶりの勝利を挙げました。

 メイショウアテンは過去に先行したこともあるけれど、基本的には後ろから行くことが多かった馬。でも今回初めて騎乗した大野君は、ゲートから出して行って、道中も追っ付けどうし。直線では渋太く伸びて勝ち切りました。

■5月5日 東京6R(12番:メイショウアテン)

 メンバー構成が手薄だった、状態が良かったなどの条件が合ったこともありますし、陣営から先行して欲しいという指示があったのかもしれない。それでも、テン乗りでいつもと違う競馬をして、勝ち切ったところはさすがだなと思います。

 もちろん、ここまで乗って来たジョッキーたちも力を引き出そうと頑張って来たし、その過程があったからこそ今回に繋がったと思いますが、乗り替わりで違う面を引き出したのは大野君の力。いつも先行していない馬を先行させるために、ゲートを出して行ったところにも「今日は絶対に先行するんだ」という

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらから ログイン

このコラムの通知を受け取りますか?

お気に入り

このコラムの通知を受け取りますか?

お気に入り

すでにお気に入りに登録しています。

登録済

1970年9月17日生まれ。1989年に騎手デビューを果たし、以降はJRA・地方問わずに活躍。2014年に引退し、競馬解説者に転身。通算勝利数は954勝、うちGI勝利は11勝(ともに地方含む)。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング