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ロードカナロア産駒のクラシック候補ラスティングソングの2017

  • 2019年05月12日(日) 18時00分
netkeibaでは毎年GW明けに公開している「POGマル秘リスト」を、今年は注目馬をピックアップした形で先行公開。今週まで指名すべき!馬を紹介していきます。

今後の公開スケジュール予定
3/10、3/17、3/24:ドラフト下位で指名したい馬
3/31、4/7、4/14、4/21:ドラフト中位で指名したい馬
4/28、5/5、5/12:指名すべき!馬
5/19、5/26:反則してでもとりたい!馬


ラスティングソングの2017

牡/厩舎未定

ラスティングソングの2017の血統表

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 母は中央未勝利(新馬戦は3着だったが)、園田1勝で繁殖入り。2番仔のクイーンズベスト(父ワークフォース)は4勝、3番仔インヴィクタ(父ハービンジャー)は、若葉S3着。現3歳のエアジーン(父ハービンジャー)は2勝。祖母はハルーワソング。近親はヴィルシーナ、ヴィブロス、シュヴァルグランなど、古馬となり急成長が見込める良族だ。近親のヴィブロスに似た6番仔は、父がロードカナロア、セレクトの落札価格は1億円。500キロ近くの背中も四肢に長さのある、本年ロードカナロア産駒一番の、艶々のクラシック候補に仕上がった。

サトノフウジン

牡/厩舎未定

サトノフウジンの血統表

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 セレクトセールの落札価格は2億円。オーナーは「サトミ」、社台F生産馬のエースになって欲しいというコメントなどみかける。なるほど母は、テストS、エイコーンSなど、米国でも超AクラスのGI馬。初仔の全兄サトノルーラーは目下3勝。明け4歳となる次男ギベオンは、毎日杯2着、NHKマイルC2着。中日新聞杯で重賞制覇を果たした。セレクトの落札価格は2億円。背格好や仕草に品があり、目つきも鋭く、シルエットや皮膚感はギベオンと共通項が多い。


コンドコマンドの2017

牡/厩舎未定

デゼルの血統表

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 母は北米5勝、GI・スピナスウェイS、他GII2勝。母系はマンノウォー×シアトルスルー配合という、アメリカが愛してやまない米血脈が横たわっている。セレクトでも、あか抜けた馬体とバランスのよさが評判だったが、初仔ながら1億7000万という高価格でハンマーが落ちた。サイズは490キロ前後、まだ少し腰高、幼児体型ではあるけれど、それを割り引いても、シルエットは出色。調教師が惚れ込むのも納得のスーパーホース。牧場ではすでに15-15をクリア。5月移動も想定し、育成調教も最終段階に入った。


モーソンピーク

牡/美浦・国枝栄厩舎

モーソンピークの血統表

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 オセアニア産の母は、豪GI・VRCオークス、VRC1000ギニーなど、日本でいう桜花賞・オークス勝ち。他にもGIタイトルは2つ、GIIは2勝。幅広い分野でタフな競争成績を完遂した。日本で最初に花開いたのは2番仔のプリモシーン(父ディープインパクト)。フェアリーS優勝、桜花賞へと西下。スタートに難があり、馬込みを嫌う性格に悩まされているが、3歳夏は関屋記念を快勝。マイル路線の中核を担う切れ者としてヴィクトリアマイルでも人気を集めた。全弟の姿形は姉そっくり。ただ、入厩前で450キロ、四肢が短めだけに、狙いは6〜8Fをベースのマイラーか。無事デビューさえ果たせば、ある程度のポイントは計算できそう。


オーソリティ

牡/美浦・木村哲也厩舎

オーソリティの血統表

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 祖母はシーザリオ、母は6戦で引退。初仔の現3歳アーデンフォレスト(父ルーラーシップ)は目下1勝。有り余るスピードと闘志をいかにコントロールするか。微調整が適えば重賞マイラーへと変貌する可能性あり。本馬の父はオルフェーヴル。全体的にひと回り大きく、サイズは500キロ前後。背中と首も兄より、ゆったりとした長目に出来上がり、15-15くらいは楽々対応。緩めては鍛える、一歩づつ階段を上り、脂肪も抜け、身体のラインがすっきりとしてきた。すでにゲート試験に合格しており、デビューに向け期待は高まる。

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牧場での評判や血統からPOGで指名したい2歳馬情報をお届けしていきます。

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