スマートフォン版へ

【安田記念】行くか差すか極端なほうがハマりやすい 行くならヌレサド、差すならナスキロ

  • 2019年05月26日(日) 18時00分
良馬場で行われた近4年(15〜18年)の連対馬6頭のうち、モズアスコット(18年1着)、サトノアラジン(17年1着)、ヴァンセンヌ(15年2着)の3頭は4角10番手以下からの差し切り。残りの3頭、アエロリット(18年2着)、ロゴタイプ(17年2着,16年1着)、モーリス(16年2着,15年1着)は4角3番手以内の先行押し切り。行くか差すか、ある程度極端に運んだほうがハマりやすいレースと言えるか。モズはミスワキ4×3、サトノはサーアイヴァー≒ターリンガ5×3、ヴァンセンヌはセクレタリアト≒サーゲイロード5×5、差しを狙うならセクレタリアト絡みのナスキロクロスだ。ロゴタイプはサドラーズウェルズ≒ヌレイエフ4×4、アエロリットはヌレイエフ、モーリスはサドラーズウェルズを持っており、前残りならヌレサドを持つ馬を重視する手か。(解説:望田潤)


アーモンドアイ
 母フサイチパンドラはエリザベス女王杯勝ち。3代母セックスアピールはエルグランセニュールやトライマイベストを産んだ名繁殖。本馬はトライマイベストの3/4同血クロス5×2を持ち、父のしなやかさと母のパワーを足して割ったような体質がとにかく絶妙だ。距離適性も父と母の中間で1800m〜2000mがベスト。マイルのHペースだと差しに回ることになりそうだが、そのぶん東京の直線で爆発だろう。
距離○ スピード◎ 底力◎ コース◎

アエロリット
 ミッキーアイルやラッキーライラックの近親で、クロフネ産駒で牝系がマイジュリエットというのはテイエムジンソクと同じ。血統どおりの力強く一本気なスピードが武器で、緩めず平均ラップで先行ゴリ押ししたほうが味がある馬だ。距離は1800mがベストだろう。ナスペリオン的なストライドで走るので、マイル戦なら中山や京都より東京や阪神がベター。昨年のようなHペース希望。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

インディチャンプ
 アウィルアウェイの3/4兄で、

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング