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【ユニコーンS】ヌレイエフ、デピュティ、シアトルスルー 東京ダ1600に強い血が順当に強い

  • 2019年06月09日(日) 18時00分
過去5年の1-3着馬の血統表を眺めると、ヌレイエフ(サンライズノヴァ、ゴールドドリーム、レッドアルヴィス、グレートタイム、ハルクンノテソーロ、コーリンベリー、グレンツェント、アルタイル)、デピュティミニスター(ゴールドドリーム、グレートタイム、ノボバカラ、アルタイル)、シアトルスルー(ルヴァンスレーヴ、ストロングバローズ、サンライズソア、バンズーム)と、東京ダ1600に強い血を持つ馬が順当に上位を賑わせている。今回取り上げた5頭では、デアフルーグとノーヴァレンダがデピュティミニスターを持つが、ヌレイエフとシアトルスルーを持つ馬はいない。(解説:望田潤)


ヴァニラアイス
 ドゥーアップの半妹でドリームスカイラブの姪。キンシャサノキセキ×タイキシャトルはカッパツハッチ、モアナ、クインズサンなどと同じで、JRA出走9頭中6頭が勝ち馬でコンスタントに上級が出ている。母はソング=リューテナントスティーヴンスのクロスで自身はヘイロー4×4だから、機動力に富む配合の1400寄りマイラー。端午Sではイン3番手で機動力を活かしきった勝利だった。
距離○ スピード○ 底力○ コース○

デアフルーグ
 母パイクーニャンはフレンチデピュティのダート適性をよく伝える繁殖で、本馬の他にもパイルーチェ(父ナカヤマフェスタ、JRA4勝)、

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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