宝塚記念出走馬の近走のパドック映像から、各馬のパドックでの特徴とレース当日にパドックを見る際のポイントをご紹介していきます。
アルアイン牡5 前走 大阪杯1着時
新馬戦が518キロで前走の大阪杯が524キロと体重の変動は少ないが、パドックでも適度にハミをかみながらも一定のリズムで周回するのがパターンだ。重厚感のあるシルエットながら重苦しさを感じさせないのは、短めのつなぎでも柔軟性があるからだろう。
<宝塚記念でのポイント> 前述の馬体重内での戦績が(5-2-1-1)と数字は大事。パドックでの精神面はいつも安定しており、テンポが良ければ崩れない。
エタリオウ牡4 前走 天皇賞(春)4着時
2人引きで我の強そうな仕草は見せていても、気負うところを見せずに落ち着きを増した姿。前へ前へと前進気勢が旺盛で、流れるような脚の運びも好印象。休み明け初戦の日経賞よりも6キロほど体を増やし、トモのボリュームも増していた。
<宝塚記念でのポイント> 天皇賞(春)がパーフェクトな仕上がり。長丁場を走った後なのでダメージも気になるところだが、前走同様の重厚感と落ち着きが欲しいところ。
キセキ牡5 前走 大阪杯2着時