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【宝塚記念】直感を信じてこの5頭で夢を追う!

  • 2019年06月21日(金) 18時00分

穴馬の台頭もあると信じて勝負!


須田 先週のユニコーンSでは、デアフルーグの「消し」勝負に見事成功!しかし……勝ったワイドファラオは真っ先に消していた馬でした(笑)。

井崎 ダートがこなせる背景はあると思ったけど、好スタートからそのまま逃げ切っちゃうとは。悔しいけど、福永ジョッキーもうまく乗ったよねえ。

須田 初ダートという買いづらい面のある馬がしっかり人気になるんですから、今の競馬ファンは本当に馬券が上手。井崎センセイとは大違いですな!

井崎 世間からそういう役割を求められてないからね(笑)。で、今週はいよいよ上半期の総決算、宝塚記念か。1年があっという間に過ぎるよねえ。

須田 今年の上半期は「比較的マシ」でしたから、この調子で下半期もお願いしたいところですよ。その前に、宝塚記念をビシッ!と的中させましょう。

井崎 とはいえ、今年はけっこう難しいと思うんだよねえ。直感でしかないんだけど、少頭数のわりにそうそう順当には決まらなさそうというか……。

須田 実際に「残った馬」のラインナップも、そんなカンジですよね。前走海外遠征組の消去ネタで、人気の3頭をサクッと消してしまったという。

井崎 そうそう、レイデオロ、スワーヴリチャード、リスグラシューを「消し」で勝負してみたんだけど、ここで決まってもおかしくないもんね(笑)。

須田 いや、笑い事じゃないですよ。この3頭が上位を独占したら、それこそ「末代までの恥」くらいに思っていただかないと。面白いですけど(笑)。

井崎 でも実際、海外遠征の「次」って調整が難しいから、人気で買いやすいパターンではないよね。勝ったのって、アドマイヤムーンだけじゃない?

須田 ですな。でも、ルーラーシップやドゥラメンテのように、2着に好走したケースはけっこうありますよ。「消し」はリスキーじゃないですか?

井崎 そこはもちろん承知の上だよ。幸い道悪にはならずに済むようだし、頭数は少ないながらもハイレベル戦。穴馬の台頭もあると信じて勝負しよう!

☆01番キセキ
☆03番エタリオウ
☆04番アルアイン
☆06番スティッフェリオ
☆09番クリンチャー

・海外からの遠征組をのぞく、7歳以上馬
※過去10年[0-0-0-27]
●2018年該当馬→ステファノス(7着)、スマートレイアー(10着)、アルバート(13着)、サイモンラムセス(16着)
○2019年該当馬→タツゴウゲキ、ショウナンバッハ

・前走G1組と前走海外組をのぞく、前走5着以下馬
※過去10年[0-0-0-30]
●2018年該当馬→ステファノス(7着)、キセキ(8着)、ゼーヴィント(14着)、タツゴウゲキ(15着)
○2019年該当馬→ノーブルマーズ

・前走、海外遠征で3着以下だった日本馬
※過去10年[0-0-0-10]
●2018年該当馬→ダンビュライト(5着)、サトノクラウン(12着)
○2019年該当馬→レイデオロ、スワーヴリチャード、リスグラシュー

・前走、国内で出走して最速の上がりをマークしていた牡馬
※過去10年[0-0-1-15]
●2018年該当馬→ストロングタイタン(11着)、ゼーヴィント(14着)
○2019年該当馬→マカヒキ、ショウナンバッハ

2018年残った馬→ミッキーロケット、ワーザー、ノーブルマーズ、ヴィブロス、サトノダイヤモンド、パフォーマプロミス

【2018年結果】
1着:ミッキーロケット(○)
2着:ワーザー(○)
3着:ノーブルマーズ(○)

2019年上半期[星取り表]:○◎●△△◎△●●●●●○●△△△●●●◎●●●

1975年から新聞、雑誌などにユニークな競馬エッセイを発表。1983年からフジテレビの競馬中継にレギュラー解説者しても活躍中。須田鷹雄との掛け合いによって誕生した消去法は、もはや伝説の馬券術。巷では「1年遅れのバカ当たり」とも称される!?

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