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【松山弘平×藤岡佑介】第2回『最高のライバルとして ふたりの間で立てた今年1年間の目標』

  • 2019年06月26日(水) 18時02分
with 佑

▲同じような立ち位置、お互いに聞いてみたかった今後のビジョン (C)netkeiba.com


6月23日終了現在、松山騎手が全国リーディング10位、佑介騎手が20位。一見安泰なように思える“リーディング20位以内”は、実は怖い立ち位置だと言います。共にこれまでGIを1勝。同じような立ち位置にいるからこそ、理解し合えるものがあります。お互いに刺激し合うため、ふたりの間で立てた今年1年間の目標があるそうで…!?

(取材・文=不破由妃子)


安泰どころか、余裕なんて一切ない


佑介 ここ数年は、良くも悪くも安定しているというか、ポジションが定まってきた感じがあるじゃない? それに、俺もそうなんだけど、GIを勝つことの喜びは知ったものの、なかなか2つ目、3つ目とはいかなくて…。チャンスも限られているし、今、お互いすごく難しい立ち位置にいるよね。この立ち位置、怖くない?

松山 怖いです、ホントに。

佑介 だよな。今回、弘平をゲストに呼んだのは、同じような立ち位置にいるからこそ、今後どういうビジョンを描いているのか、そのあたりを聞いてみたかったんだよね。

松山 今はやっぱり、大きいところを勝ちたいという気持ちが強いです。GIはもちろん、重賞ももっと勝ちたい。正直、GIをひとつ勝ったら、もうちょっと勝てるようになるのかなと思ってましたけどね(苦笑)。

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▲2017年の皐月賞をアルアインで勝利 (撮影:下野雄規)


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▲27歳でGIジョッキーとなった松山騎手 (撮影:下野雄規)


佑介 甘くないよなぁ〜。今の時代、ポンポンとはいかないよね。波がくるまでの待ち時間が長かったり、逆に突発的に波が発生したり。当たり前やけど、常に準備をしておかなくちゃいけない。自分に圧倒的な力があればいいんやけど、そうじゃないだけに難しい。

 よく「リーディング20位以内にいれば安泰やろ」みたいに言われるけど、全然そんなことなくて。余裕なんて一切ないからね、ほんまに。

松山 僕も同じですよ。余裕なんてまったくない。

佑介 中堅のなかでも立ち位置が近いというか、求められる過程も似てると思うんだよね。たとえばGIで乗り役が決まっていない馬がいたとして、さあ、誰を乗せようってなったとき、おそらく俺と弘平はリストアップされる4〜5人のなかに入っているわけで、まずはそこを勝ち抜いていかなくちゃいけない。

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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。

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1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。

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