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【ラジオNIKKEI賞】下半期の最初は波乱を狙い撃つ!

  • 2019年06月28日(金) 18時01分

ここで来る馬の「キモ」とは?


須田 上半期を締めくくる宝塚記念は……振り返るのもアレなくらいの大ハズレに終わりましたよね。5頭を残して、馬券に絡んだのがキセキ1頭だけ!

井崎 なかなか鋭い嫌味からのスタートだね(笑)。いやでもホント、リスグラシューの強さには驚かされたよ。まさかの先行策からあの圧勝とはねえ。

須田 スタート直後にかかって持っていかれたのかと思いきや、番手で折り合って、直線では一気に突き放す強い内容でしたからね。確かに驚きましたよ。

井崎 ハーツクライの有馬記念とか、ヴィクトワールピサのドバイWCを思い出すようなレースだったよ。先の海外遠征がホントに楽しみになるねえ!

須田 まったくしまらない結果に終わった、井崎センセイの消去法予想とは大違いですよ。今週から下半期がスタートしますが、先が思いやられますなあ。

井崎 それに、夏競馬も今週から本格的にスタートだよね。毎週のようにハンデ重賞があるから、馬券的に楽しい時期でもある。難しいんだけどさ。

須田 今週のラジオNIKKEI賞も非常に難しいですよ。昨年はメイショウテッコン、フィエールマンと堅く決まりましたが、今年はどうなりますかね。

井崎 とりあえず、消去ネタを出すのにものすごく苦労したんだよね。傾向があるようでないというか、来る馬のバリエーションが豊富というか……。

須田 確かに、枠番による成績の偏りなんかも見受けられず、ハンデ戦だからといって斤量が軽い馬がバンバン来るってカンジでもないですよね。

井崎 そう、ここで来る馬の「キモ」がわかりづらいんだよ。ただ、人気を集めそうな馬がけっこう消えているから、そう堅くはないと思うんだけど。

須田 残った6頭のラインナップからも、高配当の匂いがプンプン漂ってきますよ。まあ、センセイの推し馬がちゃんと来てくれば……の話ではありますが。

井崎 正直なところ、手応えも自信もない(笑)。でも、堅く決まる気はしないんだよ。下半期の最初らしく、大振りでホームラン!といきたいねえ。

☆02番マイネルサーパス
☆04番ポルーニン
☆06番ブレイブメジャー
☆07番インテンスライト
☆12番ウインゼノビア
☆16番アドマイヤスコール

・前走1番人気馬と前走白百合S組をのぞく、前走東京以外出走馬
※福島過去9回[0-0-1-39]
●2018年該当馬→キボウノダイチ(3着)、マイハートビート(4着)、ケイティクレバー(6着)、ロードアクシス(7着)、マルターズルーメン(8着)、ロードライト(13着)
○2019年該当馬→ギルマ、ダディーズマインド、ディキシーナイト、ヒシイグアス、ゴータイミング、ブレイキングドーン、ランスオブプラーナ

・前走1番人気馬をのぞく、中8週よりも長い間隔で出走する馬
※福島過去9回[0-0-0-18]
●2018年該当馬→マイハートビート(4着)、エイムアンドエンド(5着)、マルターズルーメン(8着)、ロードライト(13着)
○2019年該当馬→ギルマ、ダディーズマインド、ディキシーナイト、ヒシイグアス、ゴータイミング、ランスオブプラーナ

・前走1番人気馬と1着馬をのぞく、ハンデ56キロ以上馬
※福島過去9回[0-0-1-14]
●2018年該当馬→ケイティクレバー(6着)
○2019年該当馬→ディキシーナイト、ランスオブプラーナ

・前走G1組をのぞく、騎手が乗り替わる関西馬
※福島過去9回[0-1-1-29]
●2018年該当馬→キボウノダイチ(3着)、マイハートビート(4着)、ケイティクレバー(6着)
○2019年該当馬→サヴォワールエメ、ヒルノダカール、ブレイキングドーン

・前走が1ケタ人気だった牝馬
※福島過去9回[0-0-0-10]
●2018年該当馬→マルターズルーメン(8着)、ロードライト(13着)
○2019年該当馬→サヴォワールエメ、レッドアネモス

2018年残った馬→メイショウテッコン、フィエールマン、グレンガリー、キューグレーダー、イェッツト、シセイヒテン

【2018年結果】
1着:メイショウテッコン(○)
2着:フィエールマン(○)
3着:キボウノダイチ(×)

2019年上半期[星取り表]:○◎●△△◎△●●●●●○●△△△●●●◎●●●●

1975年から新聞、雑誌などにユニークな競馬エッセイを発表。1983年からフジテレビの競馬中継にレギュラー解説者しても活躍中。須田鷹雄との掛け合いによって誕生した消去法は、もはや伝説の馬券術。巷では「1年遅れのバカ当たり」とも称される!?

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