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【七夕賞】 高速決着なら1800実績がモノを言う ロベルト持ちが毎年好走&大穴に

  • 2019年06月30日(日) 18時00分
18年は土曜に雨が降った影響もあり勝ち時計2.00.8、メドウラークがパワーとスタミナにモノを言わせて差し切った。しかし15〜17年はいずれも1分58秒前半の高速決着で、ゼーヴィント(ラジオNIKKEI賞)、アルバートドック(小倉大賞典)、グランデッツァ(スプリングS)と、コーナー4つの1800の重賞勝ち馬が制している点に留意したい。福島芝2000は1800寄りの適性が要求されるコースなのだ。18年と17年はロベルト持ちのワンツーだったが、16年11人気3着オリオンザジャパンと15年16人気3着マデイラはともにクロフネ産駒で、クロフネの母系にもロベルトの血が入る。今回取り上げた馬ではストロングタイタンがロベルトの血を引いている。(解説:望田潤)


クリノヤマトノオー
 快速アストンマーチャンのイトコで、クライスマイルやトゥラヴェスーラなども近親。ジャングルポケット×アグネスタキオンはオメガキングティーと同じ。スピードに富む牝系だが

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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