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【松山弘平×藤岡佑介】第3回『松山騎手の武器 ライバルたちを苦しめる隙のないレース運び』

  • 2019年07月03日(水) 18時02分
with 佑

▲ジョッキー同士だからこそ見える、お互いの武器とは (C)netkeiba.com


以前のふたりの対談で「自分にはアピールポイントがない」と話していた松山騎手。それから6年が経ち、自分の中で見えてきたものもあると言います。今回は、佑介騎手も恐れる松山騎手のレースでの武器、松山騎手が尊敬する佑介騎手の武器について語り合います。

(取材・文=不破由妃子)


「人気馬はもちろん、人気がない馬でも燃えるんです」


佑介 前に対談したとき、「自分にはアピールポイントがない」って話していたけど、実績を積むなかで見えてきたものはある?

松山 そんなこと言ってましたねぇ。たしか「次の取材までには、自分だけの武器を見つけられるように頑張ります」と答えた記憶が(笑)。実際、自分のアピールポイントはこういうところかなと思える部分も出てきたんですけど…。

佑介 いいねぇ。教えてよ。

松山 ん〜、あんまり言いたくないです(苦笑)。

佑介 そうなんや(笑)。俺から見ると、弘平の競馬には隙がない。気を緩める瞬間がまったくといっていいほどないから、こっちからすると仕掛けづらいんだよね。それは大きな武器だと思うよ。

松山 ありがとうございます!

佑介 あとは、先行する意識が強くて、馬が苦しくなってからもうひと頑張りさせる。そうやって毎レース、少し足りないかなと思う馬も含めて一生懸命に乗ってくる。ジョッキーなら当たり前やと思う人もいるかもしれないけど、それを毎週20頭近く繰り返すには、相当な気力、体力、集中力が必要で。

松山 たとえ人気がない馬でも、「俺なら5着に持ってこられるんじゃないか」と思ったり(笑)。人気馬を勝たせたいのはもちろんなんですが、人気がない馬でも燃えるんです。とにかく負けず嫌いなんですよね。

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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。

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1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。

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