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七夕賞はロベルト、グレイソヴリン、マイル経験

  • 2019年07月05日(金) 19時00分
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七夕賞の予想を公開

 先週のラジオNIKKEI賞は、サドラーズウェルズ系の血を持つ馬が1-3着を独占。

 また、1、3着馬は母父が欧州型ノーザンダンサー系。ノーザンダンサー系の馬力色が強い馬場、レースでした。

 今週もサドラーズウェルズや欧州型ノーザンダンサー系の影響が強いのか?また、先週の重賞は若駒限定戦でしたが、今週は古馬混合戦。

 同じ競馬場でも古馬混合戦と若駒限定戦では馬場の負荷も変わるので、金曜段階では、例年の傾向を分析します。

 例年の七夕賞はロベルト系とグレイソヴリン系に相性良いレース。昨年の勝ち馬メドウラークはロベルト、グレイソヴリンを両方持つ馬。12人気で3着のパワーポケットは母父がグレイソヴリン系。

 一昨年の勝ち馬ゼーヴィント、2着マイネルフロストはロベルト系を持つ馬。3年前に11人気で3着のオリオンザジャパンはグレイソヴリンを持つ馬。

 また、ロベルト系やグレイソヴリン系の血を持つ馬は「近走で短い距離を経験」することで能力を発揮しやすい馬が出やすいのも特徴。

 さらに七夕賞自体も小回りの流れに乗ることが要求されるため、近走で道中のペースが早いマイル戦を経験していることも有利。

 昨年の七夕賞も11人気で1着のメドウラーク、12人気で3着のパワーポケットはいずれも前走で芝1600mを経験。

 今年の出走予定馬では、マルターズアポジーは前走で芝1600mを経験。父も母系にもロベルトの血を持つ馬。

 ゴールドサーベラスは前走が芝1600m。父はロベルト系のグラスワンダー。

 クリノヤマトノオーは2走前に芝1600mを経験。父父はグレイソヴリン系のトニービン。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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