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若手騎手へのチャンスと活躍

  • 2019年07月12日(金) 12時00分

先週の競馬を終えて


 先週の七夕賞、レース後の菊沢騎手の勝利騎手インタビューには、いい意味で若者らしく日々ガムシャラに生きているのが伝わり、温かな気持ちになりました。

 ミッキースワローとは、もともとコンビを組んできた馬ですし、父の管理馬。

 思い入れもそうですし、勝たなければいけないという責任やプレッシャーは、相当なものがあったはず。そんな中で手にした重賞勝利は、菊沢騎手にとって価値と重みのあるものになった気がします。

 また同期である藤田菜七子騎手も海外勝利と総合優勝を成し遂げる成績。

 インタビューでポイント制のレースの仕方を学べたと話していましたが、私は経験がないだけに「なるほどなぁ〜」と感じましたし、個人的には海外に行くと、いろんな環境の中で、いろんな考えのもと競馬に携わっている人々がいることを知れ、視野が広がるきっかけにもなると思えます。もちろんこれは騎手に限らないことで、若者はチャンスがあればどんどん海外へと足を伸ばしてほしいと感じます。

 また、アメリカでは武藤雅騎手もジョディーとのコンビで自分のレースに徹した騎乗をしての内容。近年、騎手のデビュー時は中々若手にチャンスが巡ってくることが少ない傾向にありましたが、何だか風向きが変わりつつあるようにも感じる週でした。

 一方、中京で行われたプロキオンSですが、ゲート裏で驚かされたのが、アルクトスの馬体。バランス、張り、艶、全てにおいて完璧な作り。完成の域に入ってきた印象を受けます。

 レースではラスト内からでる時にサクセスエナジーの進路を妨害する形となり田辺騎手が騎乗停止となってしまいましたが、大型馬ながら外枠から内へと入れ、狭い間を通り、最後は相手がきたなりにまた伸びるあたりに強さと本格化を感じました。良い馬です。

 また4着となりましたが、1頭違う伸びを見せたのがサンライズノヴァ。

 近走の中では状態が1番良いと感じていただけに、この脚を見てホッとすると同時に、条件さえ整えばチャンス大だと思えます。

 さて今週は函館記念。ハンデ戦となりますが、追いきりの動きからはレッドローゼス、ナイトオブナイツに好印象を受けました。枠なども考慮しながら、予想はもう少し考えようと思っています。

 それでは皆さん、週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。

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愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。

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